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タイから日本あてに急ぎの荷物を送る・郵便局の航空便が運行中止の今はDHLで

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、タイ王国では3月26日から非常事態宣言が発令されました。

それに伴いタイへ入国する航空機が制限され、現時点では6月末まで軍用機や貨物機、緊急着陸、人道支援・医療・救援、そして本国送還の為以外では空港が使用出来ないようになっています。

タイから日本へ手紙や荷物を送る場合、通常、重量が20キロ以下程度であれば郵便局のEMS(国際スピード郵便)やSAL(エコノミー航空便)、追跡機能付き普通郵便などが料金が安く、早く送る事が出来て便利なのですが、現在郵便局では日本宛ての航空便は取り扱いをしておらず、船便のみの受付となっています。

郵便局からの発送方法は、以前にBlogeyで書かせていただきましたのでご参照ください。

先日 船便の申し込みをしたのですが、その際にスタッフに「日本に届くまでは3か月かかる」・・と言われていましたが、実際には約1か月ほどで到着しました。

私がタイに移住する際に日本から送った船便も、日本の郵便局で「3か月かかる」と言われていましたが、実際には1か月半くらいで到着しましたので、なにかトラブルが無ければ1か月ほどで着くのかもしれません。

しかし、船便は時間がかかるくせに料金が高い!

通常、私がよく利用する「追跡機能付き普通郵便」は日本まで7日前後で到着して、150バーツ(約550円)前後で利用できますが、同じ重量の荷物が船便では650バーツ(約2350円)もしてしまいました!
※ただし、2キロまでは同料金。

一刻も早く日本に荷物を届けたい!・・となった場合、現在では民間国際郵便のDHLであれば航空便の運航をしていますので、日本まで7日ほどで到着します。

ですが、いかんせん料金が・・高い!!

約1キロの荷物を送るのに、なんと1860バーツ(約6700円)!!

ちなみに、手紙やTシャツ1枚程度の荷物でも950バーツ(約3400円)しますので、本当に急ぎの荷物でない場合は郵便局を利用したいところですね笑

ただ、重量が20キロ以上になった場合などは、郵便局よりも民間の国際宅配便の方が安い場合があるそうです。

本日は、どうしても日本に急ぎの荷物がある方のために、DHLでの発送方法をご案内いたします。

バンコク市内には直営店・代理店を併せて30軒以上はあるそうです。

※私が行ったのはカオサン通りにある直営店のオフィスですが、店舗によって微妙に受け付け方法が異なる可能性もあるので、予めご了承ください。

カオサン通りの西の端、警察署があった方です。
突きあたりの正面にはインド料理屋さんがあります。

インド料理やさん側からカオサンを見て、右側を向くとこんな感じ。
とりあえず、カオサン通りの西の端の左角にある「ROCCO CLUB」というBARを左に曲がって歩きましょう。

しばらく歩くと、左側に薬局屋さんのBOOTsやセブンイレブンが見えてきます。
もう少し真っすぐ歩きます。

セブンイレブンから1分ほど歩くと、左手に「VILLA DE KHAOSAN」というホテルがあります。ここの一角にDHLがあります。

入店し、「日本に荷物を送りたい」と伝えれば、あとは送り主と届け先の住所を記入するだけです。

私は予め英文で双方の住所を書いておいたのですが、その紙をスタッフさんに見せたらやってくれました。

重量を量るのですが、その前に内容物を細かくチェックされますので、箱の封はしていかない方がいいです。

私は箱の中に封筒を5通ほど入れていたのですが、全て開封されて中身をチェックされました・・そんなに怪しい風貌だったのかな笑

郵便局からは何度も荷物を送った事がありますが、中身は何が入っているのか一応聞かれますが開封はされた事は無いですね。

私の中途半端なタイ語と英語を駆使して会話していて、どうしても聞き取れない単語があったのですが、カウンターのモニターでグーグル翻訳してくれました。

※ちなみに、「もしかしたら日本側で関税の費用が発生する場合があります」・・という説明でした。

最後にメールアドレスを登録して、手続き完了!とても簡単です。

受け取った伝票には追跡確認用の番号が記載されています。のちほどメールアドレスにも送られてきますが、念のため伝票は失くさないようしましょう。

今回送った荷物ですが、DHLのスタッフにも「一週間程度」と言われていましたが、実際には4日で到着しました。速い!

初めて民間の国際宅配便を利用しましたが、思っていたよりも簡単な手続きで済みましたので、どうしても急いで日本に送りたい荷物がある人は便利かもしれません。

なお、荷物が20キロ以上あるんだけど、やはりタイ語や英語での手続きが不安・・という方は、エアポートリンクのラチャプラロップ駅の近くにある「N-Style Service.」さんに、日本人スタッフが常駐しています・・と弊社の常連さんの買い付けバイヤーの方に教えて頂きましたので、ご参考までに。