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【バンコクのタクシー】ボッタくり・乗車拒否が減少!?

タイのタクシーはとても安い料金で利用できるため、タイ在住者はもちろん旅行でタイを訪れている観光客にとっても便利な交通手段です。

>>タイ・バンコクでタクシーに乗る際の注意点まとめ【ぼったくりにも要注意】

初乗り運賃は地域によって若干違うようですが、バンコクの初乗り運賃は35バーツ(約125円)。

その後は走行距離と渋滞や信号待ち等の低速走行時の時間により料金が加算されていきますが、1時間ほど乗車しても300バーツ(約1100円)前後の料金です。

バンコクではエアコン無しの公営バスであれば一律8バーツ(約28円)で乗車できますが、エアコン無しはとにかく暑い!
朝夕のラッシュ時などは暑い中で渋滞にハマり、長時間立ちっぱなしという状況もあります。

また、バスは行き先の系統(番号)が複雑なため、しっかり把握していないと全く予定外の場所まで行ってしまったりしますので、限られた時間を有意義に使いたい旅行者の方にはあまりお勧めできません。

タクシーは公営バスよりは割増になってしまいますが、涼しく快適に移動できますし、お客さんは4名まで乗車できるので、人数が多ければ多いほど割り勘で安く乗車できますね。

まあ、たまにバンパーが装着されていなかったりナンバープレートが手書きだったりするタクシーも居たりするのですが・・笑

まだ台数は少ないですが、最近ではトップ画像の手前に写っているような7人乗りのタクシーも見かけるようになってきました。

時折、割増料金を払って乗車可能人数以上で乗車する人がいますが・・何かあったら大変なので、お勧め致しません!
※私は4人乗りのタクシーから、9名(大人5名・子供4名)が出てくるのを見た事があります笑・・

そんなタクシーですが、タイ、特にバンコクのタクシーはメーターを利用せずに割高な料金を吹っかけてくるボッタくりタクシーや、お客さんの目的地や渋滞状況などにより運転手が乗車拒否をしてくる事でも有名です。

私は現在では多少ですがタイ語が話せるようになり金額の相場も判っているので、法外な料金を吹っかけられる事はほぼ無くなりましたが、タイに来初めて初期の方は何度も吹っかけられたり、乗車拒否に遭ったりしたもんです笑

例えば、タクシーは24時間走っているとはいえ、深夜・早朝は台数が少なくなりなかなか拾えなかったりするので、そんな時に大きな荷物を持って空港に向かおうとしている時などは、けっこう足元を見られた金額提示をされてしまう事もあります。

通常、カオサン通りからスワンナプーム空港までは約45分~1時間程度で、350バーツから450バーツほどで行きますが、悪徳なタクシードライバーだとメーターを利用せずに1000バーツとか言われたり・・。

多くのゲストハウスやホテルで600~700バーツほどでチャータータクシーのサービスをやっています。

メーターを使った場合よりは多少割り増しになってしまいますが、深夜や早朝に空港に行く場合などは それらのサービス利用した方が結局安いし、宿泊先の玄関まで来てくれてタクシーを拾う手間や 料金交渉の手間も省けますから便利です。

そんなバンコクのタクシーですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために発令された非常事態宣言により、外国人観光客がタイに入国できなくなってしまい、また3密(1.密閉 2.密集 3.密接 )状態を避けるためにタイ人の方もタクシーを避ける人が多くなり、利用者が著しく減少してしまうという状況になりました。

そのため、タクシーでフードデリバリーのアルバイトなどをして糊口をしのいでいたドライバーも多かったようですが、コロナの新規感染者が減少傾向になってきたため非常事態宣言下の多くの規制が緩和され、再びタクシーを利用する人も多くなってきたようで、私も最近はタクシーを利用する機会が多くなりました。

一時期、タクシーを利用するお客さんが全く居なかったためか、最近はタクシードライバーがやたらと親切なのです!

タクシーを利用しようとして停めると、以前であれば乗車前に行き先などを告げて、ドライバーが了承したら乗車・・悪どいドライバーなら、行き先によってはメーターを回さずに法外な料金を吹っかけられたり、乗車拒否の憂き目に遭ったり・・というパターンだったのですが、最近ではドアを開けた瞬間に「いいから早く乗れ」と言われ、乗車してから行き先を告げるという、いわゆる日本のタクシーと同じ方式が多いです。

きっと、コロナで経済的に大ダメージを受けているので、「お客さんを選んでいる場合じゃない!」・・という状況なのかもしれません。

まあ何にせよ、利用者にとっては有り難い変化なのですが笑

観光客がタイに戻ってきてからも、是非続けてほしいですね!