タイ旅行の楽しみの一つといえば、ナイトマーケット。
広い敷地に所狭しと屋台が並び、ショッピングや食事が夜遅くまで楽しめる、まさにアジアならではの観光です。
首都バンコクでは、連日連夜多くの場所でナイトマーケットが開催されています。
今回は、その中から若者に大人気の「アジアティーク・ザ・リバーフロント」をご紹介します。
目次
アジアティーク・ザ・リバーフロントとは

アジアティーク・ザ・リバーフロントは、2012年4月にオープンした複合商業施設です。
1947年に役割を終え、放置されていた船着き場や倉庫をタイの不動産会社が修復・開発し、現在のナイトマーケットとなりました。
古い建物を再開発して商業施設にするさまは、横浜の赤レンガ倉庫に似ていますね。

東京ドーム約2.5個分の広大な敷地に、1,500店舗以上のショップと40店舗以上のレストランが集まっています。
アジアティークは、主に4つのエリアに分かれていて、それぞれに特徴があります。
【写真上から】
水色 – ウォーターフロント地区
チャオプラヤー川に面したエリア。レストランやバーが集まる地区。
オレンジ色 – ファクトリー地区
木材工場を改修した施設の中に、多くのアパレルショップがひしめくファッションエリア。
緑色 – タウン・スクエア地区
レストランや屋台が多く、メイン広場もあるエリア。
黄色 – チャルンクルン地区
お土産や雑貨店など、約1,000店舗が集まるショッピングエリア。
アジアティーク・ザ・リバーフロントへのアクセス
アジアティークまでは、主に2通りのアクセス方法があります。
BTSサパーンタクシン駅からの無料シャトルボート

BTSシーロム線のサパーンタクシン駅で下車。
駅構内の案内板通りに進み、2番出口から外に出ます。
そのまま道なりに50mほど歩くと、チャオプラヤー川に突き当たります。
乗り場への道は左右に分かれていますが、アジアティーク行きは左手です。

すぐに大きな看板が目に入ってくるので、乗り場まで迷わず行けると思います。
運航時間は、毎日16:00~23:30の間。約15分間隔で行き来しています。
市内中心部からタクシー

スクンビット通りなど、市内中心部からタクシーでのアクセスも可能です。
所要時間20~30分、運賃150バーツ(約530円)ほどが目安になります。
バンコクは渋滞の街なので、とにかくスムーズに行きたい方には、シャトルボートをおすすめします。
①ショッピングを満喫する
まずは、何と言ってもナイトマーケットの醍醐味であるショッピングです。
服やバッグ、雑貨などを中心とした品揃え

タイらしい服や雑貨など、チャルンクルン地区には小さなお店が軒を連ねています。

エスニックファッションやアジアン雑貨が好きな方は、どれも日本の半分以下の価格で購入できるので、まとめ買いの大チャンスです。

お馴染みのタイパンツは、バンコク最安値の100バーツ(約350円)で購入可能。
自分用はもちろん、お土産にもぴったりなアイテムです。

ハンドメイドのバッグやサンダル、アクセサリーなどは女性から高い人気を集めています。
見た目も涼しげで、夏用に買っていっても良さそうですね。
お菓子やばら撒き土産選びにも最適

タイ限定ポッキー・プリッツやドライフルーツなど、日本人人気の高い定番お菓子のお店もたくさんあります。

フルーツや花などを模した石鹸も多くのショップで売られています。
見た目もカラフルで可愛く、値段も1個80バーツ(約280円)からと手頃なので、ばら撒き土産におすすめです。
高級ブランド!?東南アジアらしいお店も

お店の数自体は少なめですが、東南アジアらしいお店もちらほら見かけます。
偽ブランド品やコピー品は、日本へ持ち込むと犯罪です。
購入は控え、見て楽しむだけにしましょう。
②名物!ニューハーフショーなどのエンターテインメントを楽しむ
アジアティークは、タイ文化の詰まったエンターテインメントが楽しめるという大きな特徴があります。
ニューハーフショーとタイ古典舞踊

まずは、アジアティーク名物「カリプソ・キャバレー」のニューハーフショー。
煌びやかな衣装を身に纏ったニューハーフ達が華麗に踊る、観光客に大人気の極上のエンターテインメントです。
特に、初めてのタイ旅行では、かなりインパクトある思い出になると思います。
また、併設されているレストランでは、タイ古典舞踊が楽しめます。
食事付きのプランもあり、こちらも大好評です。
・ニューハーフショーのみ 1,200バーツ(約4,200円)
・タイ古典舞踊+ディナー+ニューハーフショー 2,000バーツ(約7,000円)
・タイ古典舞踊+ディナー 800バーツ(約2,800円)
・タイ古典舞踊のみ 400バーツ(約1,400円)
HISバンコク支店では、窓口購入よりもお得なツアーを実施中です。
詳しくは、下記リンク先をご参照ください。
国技ムエタイのショーとリアルファイト

カリプソ・キャバレーの隣には、タイの国技ムエタイのショーと実戦が楽しめる特設シアターがあります。
こちらでは、ワイクルーと呼ばれる試合前の儀式を見た後、実戦試合を3ラウンド観戦できます。
・スタンダードシート 1,200バーツ(約4,200円)
・プレミアムシート 1,500バーツ(約5,300円)
※月曜定休
カリプソ・キャバレー同様、事前予約した方がチケットは3割ほど安く購入できます。
詳しくは、下記リンク先をご参照ください。
③観覧車などのアトラクションで遊ぶ
アジアティークの敷地内には、いくつかアトラクションがあります。
デートやご家族同士、女子旅など、グループ旅行の際はぜひ遊んでみてください。
アジアティークのランドマーク、巨大観覧車

地上60mの高さを誇る巨大観覧車は、アジアティークのランドマークでもあります。
夕日に染まった町並みや夜景など、時間帯によって異なる絶景が楽しめるアトラクションです。
料金は、大人450バーツ(約1,600円)、子供250バーツ(約900円)。
1回の利用で4周します。
B級お化け屋敷!?ミステリーマンション

観覧車の下には、ライド系のお化け屋敷「ミステリーマンション」があります。
ちょっとB級臭のするあたりが、いかにもタイのお化け屋敷ですね。
料金は1名200バーツ(約700円)、お子様連れにおすすめのアトラクションです。
リバーサイドのメリーゴーランド

リバーサイドには、小さなメリーゴーランドもあります。
④美味しいタイ料理を堪能する

おすすめのレストランは、シャトルボート乗り場近くにある「バーンカニタ」。
数々の賞を受賞している高級タイ料理レストランです。
特に、トムヤムクンやプーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)は、それぞれタイNo.1との呼び声も高い絶品料理です。
リバーサイドで雰囲気も良く、いつも観光客で賑わっています。

庶民的なタイ料理を楽しみたいという方には、中央のタウン・スクエア地区、番号で言うと6番にある屋台村がおすすめです。
場所柄、街中の屋台よりは少し高くなりますが、リーズナブルな価格帯のお店が並んでいます。

また、敷地内には、タイスキの超人気店「MKレストラン」など、チェーン店も多く出店していて、目移りするほど食事の選択肢が豊富です。
予算や人数に合わせて、お好みのタイ料理をご堪能ください。
⑤タイ古式マッサージやスパでリフレッシュ

歩き疲れたらタイ古式マッサージでリフレッシュしましょう。
1時間150バーツ(約530円)という料金は、市内の相場とほとんど変わらず、お得に施術を受けることができます。

また、ドクターフィッシュスパも体験可能。
料金は20分200バーツ(約700円)から、女性を中心に好評を博しています。
まとめ

今回は、アジアティークでしたい5つのことをご紹介しました。
ただのショッピングスポットに収まらず、高いエンタメ性と幅広いラインナップを誇る唯一無二のナイトマーケットです。
全体的に清潔感があり、子供から大人まで安心・安全に楽しめるスポットなので、特に初めてのタイ旅行や女子旅におすすめします。
バンコクには、他にも個性的なマーケットやショッピングモールがたくさんあります。
ぜひバンコクに来た際は、お買い物天国な街を心ゆくまでお楽しみください!
施設情報
(ASIATIQUE THE RIVERFRONT)
2194 Charoen Krung Rd, Wat Phraya Krai, Bang Kho Laem, Bangkok 10120
BTSサパーンタクシン駅(シャトルボート乗り場)
16:00~24:00
なし