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スピッツの名曲「ロビンソン」の元ネタはタイのデパート!?【意外と知らない小ネタ】

スピッツの名曲の由来にもなったバンコクのロビンソンデパート

90年代を代表する大ヒットソング「ロビンソン」。
ストライクな世代なら誰でも知っているスピッツの名曲ですよね。

実は、その曲名の元ネタがタイのデパートだということ、皆さんはご存知でしょうか?

今回は、日本を代表するバンドとタイの関係についてお話します。

スピッツ最大のヒットソング「ロビンソン」

今さら説明するまでもないですが、ジェネレーションギャップ用に一応ね…(苦笑)。

1995年4月5日リリースのスピッツ11枚目のシングルで、売上162万枚を超える大ヒットを記録しました。
ちなみに、2019年9月2日には公式ミュージックビデオのYouTube再生数が1億回を突破しました。(90年代リリースの曲としては史上初

タイの庶民派デパート「ロビンソン」

セントラルグループが経営するタイの老舗デパートです。緑のRマークが印象的ですね。

中間層向けの雰囲気や価格帯で、タイ国内に26店舗を展開しています。(2019年9月現在)

タイのローカルブランドや日用品など、リーズナブルな価格のアイテムが多く、地元民から愛されている庶民派デパートです。

きっかけは草野さんのタイ旅行

当時、ボーカルで作詞作曲の草野マサムネさんは、新曲を書くと適当な仮タイトルを付けていたそうです。

この曲も例に漏れず、草野さんはタイ旅行で印象に残っていたデパートの名前をそっくりそのまま仮タイトルとして付けました。

しかし、周りのスタッフから思いのほか好評だったため、そのまま正式タイトルに採用されました。

それが「ロビンソン」です。

実際に、歌詞中に「ロビンソン」というフレーズは一切登場しませんし、タイにまつわるフレーズももちろん登場しません。

ずっとロビンソン・クルーソーが元ネタだと思っていましたが、そう連想させる歌詞は完全に後付けなのだそうです(笑)。

まとめ

リリースから24年経っても色あせない名曲とタイが関係していたとは…。
タイ在住者であり、90年代ソングを愛してやまない私にとってはたまらない情報でした。

このエピソード、スピッツファンの間では超有名らしいのですが、聖地巡礼で来てみてはいかがでしょうか、とはさすがに言えませんね(笑)。

最近知ってビックリしたので、小ネタとして今回お届けしました。

これからは、”デパートのロビンソン”を見かけるたびに、”スピッツのロビンソン”が脳内で流れそうです。

店舗情報

ロビンソン スクンビット19店

住所:259 Sukhumvit Rd, Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
TEL:02-651-1533
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし

ロビンソン公式サイト