宿泊施設の選択肢が多いバンコクでは、観光の拠点とするエリアが人によって様々です。
観光都市ならではの事情であり、そこがバンコクの魅力でもありますよね。
しかし、自由度が高すぎるゆえに、どの辺りに泊まればいいのか迷う方も多いと思います。
そこで今回は、人気エリアの中から、初めてのバンコク観光で便利な宿泊エリアを4カ所ご紹介します。滞在場所に悩んだときの参考になれば嬉しいです。
目次
①スクンビット沿線エリア
バランスの取れた立地条件
日本人居住区でもあるスクンビット沿線は、バンコク観光においてバランスのとれたエリアです。
このエリアは、大型ショッピングモールが多くあり、ランドマークでもあるアソークの「ターミナル21」やプロンポンの「エムクォーティエ」・「エンポリアム」、サイアムの「サイアムパラゴン」や「セントラルワールド」などにもアクセス抜群です。
お洒落なレストランやカフェ、土産物店なども充実しており、路地に入ればタイローカルなお店にもすぐに出会うことができます。
また、ナナ駅前とアソーク駅前には、バンコク有数の歓楽街があることも人気の理由の一つです。
ショッピング、グルメ、ナイトライフ、交通機関(BTS)など、全体的にバランスのいい立地なので、タイ初心者におすすめのエリアです。
欠点を挙げると、三大寺院などのバンコクの目玉観光地から離れていることや、”タイらしさ”が物足りないところでしょうか。
メリット
- とにかくショッピングに便利
- 話題のレストランやカフェが多い
- BTSスクンビット線沿いなので、交通の便が良い
- 格安~高級まで、ホテルの選択肢がバンコクで最も豊富
- ナイトライフも楽しめる
デメリット
- 三大寺院など、観光名所から離れている
- ”タイらしさ”に少し触れにくい
- 道路の渋滞がひどい
ただ、2019年9月のバンコクMRT(地下鉄)の延伸で、観光名所へのアクセスはかなり便利になりました。
②リバーサイドエリア(チャオプラヤー川周辺)
高級ホテルが立ち並ぶエリア
リバーサイドは、「マンダリン・オリエンタル」、「シャングリラ」、「ヒルトン」など、世界有数の5つ星ホテルが立ち並ぶエリアです。
ホテルからチャオプラヤー川を眺める景観は素晴らしく、リバーサイドらしい水上ボートやナイトクルーズも楽しむことができます。
アジア最大級のナイトマーケット「アジアンティーク・ザ・リバーフロント」や、日本の「高島屋」も入る「アイコンサイアム」があるので、ショッピングにも意外と便利です。
バンコクで最も有名なルーフトップバー「シロッコ・スカイバー 」もこの周辺です。
初タイ旅行の方にとっては、王宮周辺の観光名所が近いことも便利なポイントですね。
欠点は、繁華街から離れているので、どうしても食事やショッピングなどで選択肢が減ることです。
この点については、”全体的に雰囲気が落ち着いている”という利点と考えることもできますね。
メリット
- チャオプラヤー川沿いの景色が素晴らしい
- 観光名所にほど近い
- 都心の喧騒から離れられる
- 五つ星ホテルで優雅に過ごせる
デメリット
- 繁華街から離れている(食事や買い物場所の選択肢が減る)
- 交通の便が良くない
- ホテルの相場が高め
③シーロム周辺エリア
昼と夜でガラリと顔の変わるエリア
シーロムは、バンコク屈指のオフィス街と歓楽街、両方の顔を持つエリアです。
有名なナイトスポットであることは言うまでもありませんが、近年はグルメスポットとしても注目を浴びています。
「アジアのベストレストラン」に名を連ねる名店や「ミシュランガイド」掲載のお店など、バンコク最高クラスのレストランが次々と生まれています。
また、オフィス街という立地上、昼間は安くて美味しいランチも豊富です。
先に紹介した①スクンビットと②リバーサイドの間に位置するエリアで、BTSとMRTの接続駅でもあるので、交通の便も良好です。
ただし、シーロム単体で見ると、いわゆる観光名所やショッピングスポットは少ないので、リピーター向けエリアという側面もあります。
メリット
- ナイトマーケットや歓楽街など、ナイトライフが充実
- 評価の高いレストランが多い
- 交通の便が良い
- 昼夜で違うバンコクを感じられる
デメリット
- ビジネス街なので、昼間の観光スポットが少ない
- 夜は歩道も車道も大混雑
- 人によっては、猥雑さが気になるかも
④カオサン通り周辺エリア
世界各国から旅行者が集まる”バックパッカーの聖地”
カオサン通りは、ドミトリータイプやゲストハウスなどの安価なホテル、ローカルレストランや屋台、旅行代理店、バーなどが密集しているので、一人旅におすすめの拠点です。
特に、予算を抑えて観光したい人やリピーターに人気があります。
今も昔も世界中から旅行者が集まる通りなので、旅の情報収集には持ってこいのエリアでもあります。
最近では、タイ人の若者たちの遊び場にもなってきたので、色々な交流が生まれやすい場所ですね。
カオサン通りの大きな特徴として、良くも悪くもクローズドな環境と言えます。
”バックパッカーの聖地”と称されるだけあって、旅行で必要なもの全てがカオサンで完結します。
この環境を有効的に利用できる人、怠けて腰が重くなる人に分かれるイメージがあります。
電車が通っていない場所(最寄り駅まで徒歩約30分)なので、交通の便は良くありません。
メリット
- 格安ホテルが多い
- 旅の情報収集がしやすい
- 代理店が多いので、現地ツアーに参加しやすい
- 王宮エリアが近い
デメリット
- 交通の便が良くない
- 市内中心部以上に観光地価格のものが多い
- 夜通し賑やかなので落ち着けない人も
まとめ
②川沿いで優雅に過ごせるリバーサイドエリア
③ナイトライフが充実するシーロム周辺エリア
④世界中の旅行者と交流できるカオサン通り周辺エリア
効率の良い観光や快適な旅行のためにも、ホテルのエリア選びは重要ですよね。
今回紹介したエリアは、いずれも人気のあるエリアなので、選んで失敗することは少ないと思います。あとは結局、旅の目的や好みの問題ですね。
ちなみに、私のおすすめは
①スクンビット沿線エリア
です。
初めてのバンコクの場合、三大寺院を始めとした王宮周辺はマストになりますが、アクセスしづらい(遠い)ことがスクンビットエリアの大きな欠点でした。
しかし、今や王宮周辺も電車で即アクセスが可能になり、死角がほぼなくなりました。
初めてで不安に思うことが多い場合、迷わずスクンビット沿線に宿をとりましょう!
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