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バンコクで「本当」におすすめのスカイバー。他にはない特徴を持つ5選。

バンコクのオクターブ(Octave)のバーカウンター

発展著しいバンコクでは、彗星の如く次から次に新しいスカイバーが続々と登場しています。

つい3〜4年前までは、スカイバーと言えば誰しもが共通の2〜3ヶ所のバーをイメージしていましたが、現在では人によってイメージするスカイバーは様々。

バンコクはスカイバーだらけの都市と言っても過言ではありません。

スカイバーは基本的に高級ホテルに併設されています。

5つ星ホテルと言ったら必ずスカイバーが併設されているもの、と思えるくらいスカイバーが増えました。

ただ、中には正直微妙なバーもあります。

もちろん人によって良い悪いは様々と言えばそれまでですが、やはり景色しかり雰囲気や立地の良さを判断したいもの。

今回の記事では、こうした特徴を踏まえて、バンコクで本当におすすめできる5ヶ所のスカイバーを紹介します。

❶ オクターブ(Octave)

バンコクのオクターブ(Octave)2

オクターブは、BTSトンロー(Thong Lo)から徒歩約3分の場所に位置する「バンコクマリオットホテル スクンビット(Bangkok Marriott Hotel Sukhumvit)」の45階にあるバーです。

スクンビット通りと言えばオクターブと言えるくらい、景色と雰囲気が良いことで有名。

ただ、ひっきりなしに欧米人の客が来るため、正直言ってゴミゴミしすぎでストレスを感じるのが残念なところ。

とは言え、BTSから徒歩たったの3分という立地は良いです。アクセスしやすいので気軽に飲みに行けます。

バンコクで最も立地が良いスカイバーと言えるでしょう。

バンコクのオクターブ(Octave)3
バンコクのオクターブ(Octave)4
バンコクのオクターブ(Octave)のバーカウンター

自分が行った時も、ご覧の通り凄い人の数。

予約無しで行くと眺めが良い席は絶対に座れないと思っておいた方が良いです。

とは言え、普通の席に座っても、時々席を立って景色を眺めに行くだけで十分面白いです。

個人的にはそこまで気にしなくて良いかなと思います。

普通の席なら大抵は空いています。自分は一番混雑が予想される21:00頃に行きましたが問題なく座れました。

(ただ、席から直接夜景が見えない席でしたが。逆にそういった席はゴミゴミしていないのでのんびりと飲めました)

バンコクのオクターブ(Octave)から見える夜景
バンコクのオクターブ(Octave)から見える夜景2

そして、景色はやっぱり素晴らしい。

スクンビット通り沿いに伸びるBTS、そしてBTSを囲むように立つ高層ビルの数々。

これぞバンコクと言いたくなるような、キラキラした夜景を拝めます。

バンコクのオクターブ(Octave)で飲んだビール

主なメニューは以下の通り。

場所

場所はバンコクマリオットスクンビットホテルの45階です。

ホテル宿泊者以外の人も入場可能です。ホテルに入ったらエレベーターで45階まで行きましょう。

営業時間

予約についても、上記公式サイト記載のEメールアドレスまたは電話番号より連絡して可能です。

❷ ズームスカイバー(Zoom Sky Bar)

ズームスカイバー(Zoom Sky Bar)1

ズームスカイバーは、アナンタラホテル バンコク サトーン(Anantara Bangkok Sathorn)という五つ星ホテルの38〜40階にあるスカイバーです。

最寄りBTSのチョンノンシー(Chong Nonsi)から約1kmも離れているため、立地は決して良いとは言えません。

しかしそれでも人気の理由は、景色も雰囲気も良いのに客が少ないためゆったりと過ごせるからです。

穴場のスカイバーというわけです。

ズームスカイバー(Zoom Sky Bar)のテーブル席
ズームスカイバー(Zoom Sky Bar)から見える夜景

他のスカイバーでは、予約無しで窓際のボックス席に座ることはまずできません。

しかし、ズーム スカイバーでは混雑が予想される20時に来たのに余裕でボックス席に座れました。

ズームスカイバー(Zoom Sky Bar)のテーブル席
テーブル席もご覧の通り。自由に席を選べる

人が少ないからと言って決してクオリティが低いわけではありません。

単に駅からやや距離があるため、人が少ないことが考えられます。

まあ、言い換えると立地が悪い。上述したオクターブはじめ立地が良いスカイバーはいくらでもありますからね。

とは言え、本当にスカイバーはどこもゴミゴミしています。ゆったりと飲むならズーム一択でしょう。

  • 料理 / 1品400〜500バーツ
  • ビール / 200バーツ前後
  • ワインボトル / 1,500バーツ前後

など。他のスカイバーよりも料金設定が安いのも嬉しいところ。

穴場中の穴場。ここより穴場と言えるスカイバーは他に存在しません。

場所

BTSチョンノンシーからタクシーを利用してアナンタラサートンバンコクホテルまで行きましょう。

ホテルに入ったらエレベーターで38階へと上がります。

ホテル宿泊者以外の利用も可能です。

営業時間

毎日17:30〜01:00まで(不定休)

❸ シロッコ(Sirocco)

バンコクのシロッコ(Sirocco)1

シロッコは、BTSサパーンタクシン(Saphan Taksin)から徒歩約9分の場所に位置する高級ホテル「ルブア・アット・ステートタワー」の64階に位置するスカイバーです。

シロッコは高さ247mの場所に位置しています。

この247mという高さ、なんとスカイバーとしては世界一の高さです。

また、映画「ハングオーバー2」の舞台として使用されたことで、タイのみならず世界で有名になりました。

ハングオーバー2のワンシーン
ハングオーバー2でのワンシーン。引用:almostginger.com

そのため、現在のように多くのスカイバーが開業する以前は、「スカイバーと言えばシロッコ」と認識されていたほどです。

バンコクを代表するスカイバーというわけですね。

バンコクのシロッコ(Sirocco)から見える景色

シコッロが凄いのは、高さがあるという点もそうですが、リバービューであることも人気の理由。

チャオプラヤー川の景色がバッチリ見えます。

ただし料金がバカ高い

シロッコは世界で一番高く知名度もあるため、残念ながら料金がバカ高いです。

例えばカクテルが各1,000〜1,500バーツ、ノンアルコールカクテルですら各850バーツ、シャンパンに関してはグラスで2,500バーツ〜…

確かにこれだけ知名度があって素敵な夜景が望める上に、入場料が無料なのですから高いのは重々承知しています。

しかし、それでもカクテル1杯1,000バーツはあまりにも高いです。

>>>シロッコのメニュー(公式サイト)

人も多い

知名度があるスカイバーなので仕方ないですが、とにかく人が多いです。

自分が訪れた時は、まるでお祭りかのように人・人・人で溢れていました。

そのため、バンコクのスカイバーは「シロッコよりもズームバーみたいな穴場的な場所の方が良くないか?」と思った人も多く、逆におすすめしないスカイバーとして紹介されたこともあるほど。

個人的には、景色はナンバーワンであり知名度もあるので、バンコクに行く機会がそうそうない人なら優先的に足を運ぶことをおすすめします。

なんだかんだ言ってもバンコクではナンバーワンのスカイバーなので、行ったら行ったで素晴らしい思い出になります。

場所

場所はBTSサパーンタクシン(Saphan Taksin)から徒歩7分程度。

ルブアアットステートタワーというホテル内に位置しています。ホテルに入ったらエレベーターで64階まで行きましょう。

営業時間

世界一の展望台「マハナコンタワー」

夜のマハナコンタワー1

マハナコンタワー(King Power MahaNakhon)とは、BTSチョンノンシー(Chong Nonsi)目の前にて2016年に開業した高層展望台です。

アルコールも飲めるものの、正確には展望台であるため、スカイバーとは言えません。

しかし、景色を見ることが一番の目的であれば、そんじょそこらのスカイバーより圧倒的におすすめ。

なぜなら、マハナコンタワーは、バンコクで観光客が気軽に行けるスポットとしては一番高い場所だからです。

マハナコンタワー展望台の高さは、なんと314m(78階)。

上述したシロッコより67mも高いのです。

マハナコンタワーから見る夜景

高さ314mから見る景色は圧巻。

また、展望台から見える景色だけではなく、スカイウォークという名のガラス張りの床からも都会の素晴らしい夜景が望めます。

マハナコンタワーのスカイウォーク
スカイウォーク。ガラス張りの床から見下ろすバンコクはまるでSFの世界
マハナコンタワーのメニュー

主なメニューは以下の通り。

  • ビール / 各279〜430バーツ
  • クラシックシャンパンカクテル / 940バーツ
  • モクテル / 290バーツ
  • ジュース・スムージー / 各180〜240バーツ
  • コーヒー / 各140〜180バーツ
  • レッドワイン / 540バーツ

など。そもそもがスカイバーではないため、他のスカイバーに比べるとドリンクメニューは多くないです。

とは言え、そこまでお酒にこだわらず、とりあえずアルコール片手に景色に酔いしれたいという人であれば十分。

DJもいて雰囲気は最高です。展望台とは言いつつも、完全にスカイバーの雰囲気です。

場所

場所は、BTSチョンノンシー(Chong Nonsi)の目の前。

BTSチョンノンシーの3番出口からマハナコンタワーに行けます。

マハナコンタワー内に入ったら、カウンターで受付を済ませてエレベーターで上がるだけです。スタッフが全て案内してくれます。

営業時間

  • 毎日10:00〜0:00まで。
  • 最終入場は23:00です。

日中から営業していますが、個人的には夜に行くのがおすすめです。

入場料

マハナコンタワーは展望台であるため、入場料金が発生します。

入場料は1人850バーツです。

ただ、旅行代理店等では半額近くに安くなる440バーツの割引チケット等を販売しています。

少しでも安く入るために割引チケットを購入して行くのがベター。

割引チケットの購入方法や、昼と夜の雰囲気の違いなど、マハナコンターの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

>>>マハナコンタワー・スカイウォーク展望台を100%楽しむなら夜景が素敵な夜に行くのがおすすめ!

❺ バーヤード(Bar.Yard)

バーヤード1

バーヤードは2020年10月開業のホテル「キンプトンマーライバンコク」の40階にてオープンしたスカイバーです。

近年、バンコクでは高級ホテルに併設されたスカイバー自体は大して珍しくはありません。

上述したシロッコやオクターブ、ズーム。いずれも高級ホテルに併設されたスカイバーです。

しかし、バーヤードの雰囲気やテーマは、バンコクでは唯一無二。これまでのスカイバーとは一線を画します。

バーヤードのテーマは「南国・トロピカル」です。

バーヤード2
バーヤード3

テーマのとおり、バー内は南国をイメージさせる黄色や赤といった情熱的な色でまとめられているのが特徴です。

従来のスカイバーは、いずれも眺望を際立たせるためにシックというか悪い言い方をすれば地味なデザインが多かったです。

しかし、バーヤードはご覧の通り、まるでビーチにでもいるかのような気分になれる楽しいバーです。

バーヤードのパイナップル型カクテル容器
カクテルの容器が南国風で可愛い
バーヤードで食べた料理

料理はメキシカンとタイ料理のフュージョンが中心。

料金はそこまで高くないです。観光地のレストランくらいの高さ。

全然許容できる範囲です。メニューの詳細については、以下公式のPDFを参考にどうぞ。

>>>バーヤードのメニュー

バーヤードから見える景色
バーヤードから見える夜景

もちろん景色も素晴らしいです。

これまでにない面白いスカイバーを探している人におすすめです。

場所

場所は「キンプトンマーライバンコク」の40階です。

BTSチットロムから徒歩約10分。

営業時間

  • 火曜〜日曜の16:00〜0:00まで
  • 月曜日は定休日

バーヤードの更に詳しい様子や、写真付きでのアクセス方法、キンプトンマーライバンコクの宿泊レビューについては、以下の記事を参考にどうぞ。

>>>バーヤード(Bar.Yard)はバンコク初のトロピカルをテーマにしたスカイバー。南国雰囲気が好きなら一見の価値あり。