今回は、タイ・チェンライにある「ワット・ロンクン」という寺院をご紹介します。
旅行者の間では、ホワイトテンプルと呼ばれています。
この記事を書くまで正式名を知りませんでした…
このワット・ロンクン、珍スポットでありインスタ映えスポットでもある不思議な空間として有名です。
タイにある寺院の中でも異彩を放つ存在なので、一見の価値ありです。タイの第2都市チェンマイの観光とセットで周る旅行者も多いですね。
首都バンコクからは空路で約1時間半、陸路なら約12時間かかります。(距離約800km)
市内には多くの寺院や文化財が残り、山岳地帯には少数民族が暮らしています。また、タイ王室の別荘があることでも有名です。
ホワイトテンプルまでの行き方
バンコクからチェンライまで
交通手段 | 所要時間 | 料金 | 乗り場 |
飛行機 | 約1時間半 | 約1,000バーツ~ | スワンナプーム空港 ドンムアン空港 |
バス | 約12時間 | 約500バーツ~ | モーチット・北バスターミナル他 |
物好きな方以外は飛行機に乗りましょう(笑)。高いグレードのバスは、座席も広くとても快適に移動出来ますが、さすがに長い。探せばもっと安いバスもあるかもしれません。
チェンライ市内からワット・ロンクンまで
市内中心部から約10km離れています。
交通手段 | 料金 |
バス | 20バーツ |
ソンテウ | 20バーツ |
タクシー | 約200バーツ |
トゥクトゥク | 約100バーツ~ |
面倒な交渉や難しいタイ語も使わないバスがおすすめです。チェンライ第1バスターミナルへ行くと、ホワイトテンプル行きと書かれた青色のバスが止まっています。
ホワイトテンプルは天国?地獄?
ホワイトテンプルことワット・ロンクンは、1997年に建てられた新しい寺院です。デザインは、タイ人アーティストのチャルムチャイ・コーシッピパットさんが手掛けました。タイの伝統と現代アートが融合した、まさに革新的な佇まいです。
この寺院の魅力は、その美しさもさることながら、やはり随所に見られる奇抜な造形です。
下から無数に伸びてくる手は、奇抜さを超えて、不気味さまで感じます。
この辺がタイの珍スポットと言われる所以でしょうか。
本堂へ続く橋の入口には、タイ版の仁王像が立っています。
本堂を天国とするならば、最後の審判を通った者だけが橋を渡って天国へ行けることを、下から伸びる無数の手は地獄へ堕ちた者を表現しているのでしょうか。
ちなみに本堂の中もカオスです。
壁画に描かれているのは、日本の国民的アニメキャラやアメコミのヒーローなど、やりたい放題(笑)。
撮影禁止なので、その目でカオスっぷりを楽しんでください。
こちらの黄金に輝くトイレなど、本堂以外も見どころ満載です。
お気に入りのオブジェを探すだけで楽しく散策でき、写真撮影も捗ります。
まとめ
他に類を見ない、まさに異世界のような寺院です。旅行はもちろん、タイに住んでいるのなら訪れておきたいスポットの1つですね。
最後にひと言。アーティスティックな面が注目されますが、れっきとした仏教施設です。きちんとルールは守りましょうね!
基本情報
ワット・ロンクン
住所:Pa O Don Chai Road, A. Muang, Chiang Rai, Pa O Don Chai, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57000
営業時間:6:30~18:00
入場料金:50バーツ