スワンナプーム国際空港は、バンコクの中心部から東へ約30㎞離れた場所に位置する国際空港です。
タイ最大の空港であり、年間利用者数6,000万人を超える世界有数のハブ空港でもあります。
そんなタイの玄関口には、最後の最後までタイを満喫できる魅力がたくさん!
今回は、帰国日にちょっと早めに空港に着いたとき、乗り継ぎで時間を持て余したときなど、スワンナプーム空港での出発までの過ごし方をご紹介します。
目次
①レストランやカフェ、フードコートなどでゆったり
空港での時間つぶしといえば、真っ先に思い浮かぶのが食事です。
空港ビル3階は、飲食店街になっています。
本格タイ料理から日本食、個性的なカフェや有名ファストフードなど、様々なお店が軒を連ねています。
空港という場所柄、スターバックスなどには席にコンセントが付いているので、長時間の利用でも心配いりません。
また、色々な種類のタイ料理を楽しみたい方には、レストランだけでなくフードコートもおすすめ。
空港ビル1階にある「マジックフードポイント」は、街中の屋台や食堂と同じ価格帯のフードコートです。
だいたい100バーツ(約350円)もあれば、お腹いっぱい食べられます。
マジックフードポイントは、空港職員のための言わば社員食堂のような立ち位置なので、この激安価格が実現しています。
いつも一般客の方が多い印象なので、お気軽にご利用ください!
②免税店などでばら撒き用や買い忘れたお土産をショッピング
空港内での買い物といえば、やはり免税店ですよね。
タイ最大手の免税店「キングパワー」は、2006年のスワンナプーム空港の開業時から免税店を運営しています。
ほぼ独占と言ってもいいような状況で、一般エリアに数店舗、制限エリアにも空港内の免税店で最も広い売り場を誇っています。
とりあえずキングパワーに行けば、有名ブランドやタイのお土産は一通り揃います。
ばら撒き用のお土産など、帰国直前に購入したいお土産もありますよね。
ベタですが、タイ限定お菓子は間違いないお土産の一つです!
私のおすすめは、地下1階にあるタイ王室プロデュースのブランド「ロイヤル プロジェクト ショップ」です。
お茶やコーヒー、お菓子にジュースなど、全て100%タイ産の素材でつくられているので、お土産にぴったりです!
中でも豊富な種類のドライフルーツやジャムは人気が高く、通年で売れ筋商品なのだそうです。
③タイマッサージで出発前にリフレッシュ
たくさん遊んでお疲れの方も多いと思います。
寺院巡りや街歩きなど、観光で歩くことが多くなるので、足もパンパンになりますよね。
そんな方は、出発前にタイマッサージでリフレッシュ、疲れを吹き飛ばしてから帰国しましょう!
こちらのお店は、空港ビル3階にお店を構える「エクスプレスマッサージ」。
市内のマッサージ店よりも高めな価格設定ですが、メニューが30分~なので、ちょっとした空き時間にも施術を受けることができます。
もちろん技術も申し分なし。フットマッサージがおすすめです!
④トランジットホテルやラウンジでまったりと
スワンナプーム空港のトランジットホテル・簡易宿泊所
深夜便での到着や長時間のトランジットなど、横になって少し休みたいときもありますよね。
そんな時は、空港内のトランジットホテルや簡易宿泊所が便利です。
スワンナプーム空港では、国際線のコンコースにある「ミラクルトランジットホテル」が唯一のトランジットホテルです。
>>「ミラクル トランジット ホテル」予約・お部屋詳細ページ(エクスペディア)その他、ホテルではありませんが、簡易宿泊所として2つの施設をご紹介します。
まずは、地下1階の「BOXTEL」。
綺麗なベッド、電源やWi-Fiなど、休憩や仮眠に必要な環境が揃っています。
簡易宿泊所ですが、しっかりとしたレセプションもあり、最大12時間の滞在が可能です。
こちらの近未来的な簡易宿泊所は、「AVAGARD」というスワンナプーム空港初のカプセルホテルです。
2018年秋にオープンしたばかりの施設で、まだ5つしかカプセルはありません。
場所は、上述のBOXTELのすぐ近くです。
部屋の設備自体はBOXTELと遜色ないので、広さのBOXTEL、価格(1時間250バーツ)のAVAGARDという選び方になりますね。
>>「AVAGARD」予約・お部屋詳細ページ(Agoda)スワンナプーム空港のラウンジ
ラウンジに関しては、以下にまとめましたので、リンク先の各公式サイトよりご確認ください。
- 日本航空
- タイ航空
- バンコクエアウェイズ
- シンガポール航空
- プライオリティパス(ミラクルビジネスラウンジ、オマーン航空、エールフランス)
- チャイナエアライン
- キャセイパシフィック航空
- エミレーツ航空
- カンタス航空
⑤Wi-Fi繋いでスマホでダラダラ
ある意味、最もコスパのいい時間の使い方かもしれません。
旅行中の写真をSNSにアップするも良し、ひたすらネットやゲームをするも良し、各自思い思いに時間を使うことができます。
ここで気になるポイントは、空港内のWi-Fi環境と電源の有無ですよね。
スワンナプーム空港でのWi-Fi接続
まずは、Wi-Fiの設定方法から。
今回は、GoogleのフリーWi-Fiを利用します。
Wi-Fiをオンにして、一覧表示されるネットワークから「Free Airport-Google WiFi by CAT」を選択します。
すぐに接続画面に移るので、必要事項を入力していきます。
電話番号に関しては、日本の番号でも構いません。
その場合は、Countryをタップして+81(日本の国際識別番号)を選択しましょう。
あとは、数秒待つだけで接続されます。
スワンナプーム空港内の電源・コンセント状況
電源に関しては、空港内のあらゆる所に充電スペースが設置されています。
無料なので、自由に利用しましょう。
基本的には、USB・コンセントどちらにも対応しています。
また、ベンチに電源が設置されている場所も多く見られます。
非常に便利なのですが、スマホの管理に要注意!
アジアの中では比較的治安のいいタイですが、スワンナプーム空港は世界屈指の大型空港です。盗難被害やスマホ間違いのケースも十分考えられます。
トイレやコンビニなど、たとえわずかな時間だとしても、席を離れる際は肌身離さず持ち歩きましょう。
⑥空港近くのアウトレットモール「セントラルビレッジ」でショッピング
2019年8月、スワンナプーム空港近くにタイ初の本格アウトレットモール「セントラルビレッジ」がオープンしました。
セントラルビレッジのオープンにより、空港周辺でも食事やショッピングを楽しめるようになりました!
ここでは空港からの行き方をご紹介します。モール内やテナントなどは、関連記事からご確認ください。
スワンナプーム空港~セントラルビレッジ間は、1時間に1本の間隔でシャトルバスが走っています。
所要時間は、道路状況にもよりますが約20分です。
まずは、空港ビル1階、タクシー乗り場の3番出口から外に出ます。
そのまま真っ直ぐ、2分ほど歩くと写真のテントに到着します。
こちらがシャトルバス乗り場です。
注意点としては、シャトルバスはトヨタのハイエースなので、10人ほどしか乗車できません。
セントラルビレッジ到着後は、買い物前に必ずシャトルバスの予約を済ませましょう。
この日は2時間先の予約まで埋まっていたので、戻りは結局タクシーを利用しました…。
タクシー料金の目安は、片道150バーツ(約530円)ほど。
同じ道を通るので、シャトルバスと同じく所要時間は約20分です。
まとめ
グルメにお土産、気分転換など、空港内だけでも意外と快適に過ごすことができます。
早めに空港に着いたときやトランジットの際など、皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後に空港にまつわる注意点を一つ!
バンコクは、世界でもトップクラスの渋滞都市です。
高速道路に乗ってしまえば比較的スムーズに進みますが、日中の市内は道路がパンクしています。
行きはホテルのチェックイン時間に遅れる程度で済みますが、帰国便に間に合わなければ大事件です。時間に余裕を持って行動しましょう。
スワンナプーム空港~市内の場合、エアポート・レール・リンクという高速鉄道もあるので、そちらの利用もおすすめします。
※詳しくは↓の関連記事より