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タイの銀行ATMの利用限度額にご注意!?【バンコク銀行】

バンコク銀行のATM

タイの銀行でも、日本と同じようにATMの1日当たりの利用限度額が設定されています。

今回は「バンコク銀行」を利用している場合の話ですが、他行を利用している方もぜひご参考に。

タイでまとまったお金を下ろしたいときに注意

コンドミニアムを賃貸契約するときのデポジットやキャッシュで大きい買い物をするときなど、タイに住んでいてもまとまったお金を下ろしたいタイミングはありますよね。

私の場合は、一時帰国の際に使うお金を下ろそうとしたときでした。(タイバーツを日本円に両替するため)

いつも通り適当なATMへ向かい、引き出しの操作をすると…

「えっ…!?」

タイの銀行は初期設定の限度額が低い

もう一度始めから操作しても同じ画面が出たので、一旦落ち着いて調べました。

1 日あたりの現金引出限度額の照会・変更について

ビーファースト・ スマートラビット カードは 1 日 20 万バーツまで、ビーファースト・スマートカードは 50 万バーツまでの引出限度額の設定が可能です。いずれのカードも、初期設定は 5 万バーツです。なお、本上限金額は ATM を利用した振込にも適用されます。

※口座開設時にご提示いただいたビザの種類により、1 日あたりの引出限度額に制限のある場合があります。
詳しくは、店頭にてお尋ねください。

バンコク銀行公式サイトより

なんと、初期設定では5万バーツが上限でした!

ATMからの振り込みにも適用されるため、引き出しだけでなく、送金も合わせて5万バーツを超えるお金を動かすことはできないということでした。

日本では、初期設定でも50万円や100万円だったりするので、5万バーツ(約17万円)は少し驚きました。

ATM引き出し限度額の設定変更

バンコク銀行のテレフォンバンキング(言語はタイ語か英語のみ)から設定変更ができます。

電話番号は、タイ国内であれば【02-645-5555】または【1333】で繋がります。
※海外からの場合は、頭に国際識別番号【+66 】を付けてください。

<1 日あたりの現金引出限度額の照会・変更>

①「2」 英語メニューを選択
②「1」 口座残高・送金・各種支払い関連サービスを選択
③「2」 引出限度額ならびにデビット機能利用限度額の変更・照会を選択
④「1」 引出限度額の変更・照会、「2」デビット機能利用限度額の変更・照会
⑤ATM カード表面のカード番号と暗証番号を入力、現在の限度額がアナウンスされます。
⑥「1」 引出限度額の変更 引出限度額を変更する場合は、希望の限度額を選択
5万バーツ-「1」、10万バーツ-「2」、15万バーツ-「3」、20万バーツ-「4」、20万バーツ以上は口座開設支店でのお手続きとなります。
10万バーツ、15万バーツに設定する場合・・・生年月日を入力
20万バーツに設定する場合・・・生年月日および普通預金口座番号(10 桁)を入力
生年月日は「日、月、年(西暦)」の順で、月日が 1 桁の場合は前にゼロを加えてください。例)1975 年 2 月
1 日生まれの場合・・・「01021975」と入力

バンコク銀行公式サイトより

ATMカードに記載されている番号が必須なので、手元にカードを用意してから電話をかけるとスムーズにいきます。

また、20万バーツに設定する場合は口座番号の入力が必要なので、預金通帳から確認しましょう。

まとめ

正直、普段の生活でATMの利用限度額なんて気にすることはそうそう無いと思います。ですが、いざという時に苦労しないよう自分の利用している銀行の限度額は調べておいて損はないと思いますよ。

私は普通に焦りましたから(笑)。

セキュリティ上、利用限度額を上げたくない方もいますよね。
その際は、一時的に上げてお金を下ろしたら初期設定に戻す、必要な日に向けて何回かに分けて下ろすなどの方法もあるかと思います。

皆さんはどうか色々と計画的に進めてくださいませ…。