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CabinZero(キャビンゼロ)はLCCの限界を攻める有能バックパック【機内持ち込み可】

キャビンゼロの外観

バンコクには「世界一のLCC空港」であるドンムアン空港があり、タイは”LCC天国”と言われています。

バンコク在住の私も小旅行などでよく利用していますが、

LCCは機内持ち込みの荷物制限が厳しい!

直前で何か捨てる、ひたすら服を着込む、お土産はなるべく軽いものを選ぶなど、毎回何かしらの策を練っています。
また、諦めて高い追加料金を支払った経験もあります。

「手荷物の悩みを少しでも解決したい…」

そんな気持ちで「キャビンゼロ」を購入したのですが、2019年ベストバイに入るくらい気に入っています!

頻繫に飛行機を利用する方、LCC用に旅行バッグの新調を考えている方、バックパッカーの方など、とにかく全ての旅行者におすすめです!

キャビンゼロとは

キャビンゼロは、イギリス発の人気バッグブランドです。

イギリス出身のデザイナーNeil Varden氏が1年間の試行錯誤を経て、機内持ち込み用のバッグを作ったのがブランドの始まりです。

2012年にスタートしたばかりなので、比較的新しいブランドですね。

公式サイト:https://www.cabinzero.com/

キャビンゼロをおすすめする5つの理由

①LCC各社の機内持ち込みギリギリサイズで設計

キャビンゼロ一番の特徴は、LCCの限界を攻めた設計という点です。

まずは、日本でも就航しているLCC各社の機内持ち込みサイズをご覧ください。

※単位は㎝

航空会社奥行3辺の和
エアアジア563623115
ピーチ504025115
ジェットスター563623115
スクート543823115
ノックエア563623115
春秋航空563623115
セブパシフィック563623115

対して、キャビンゼロのサイズは、

51㎝ × 37㎝ × 20㎝(3辺の和108㎝)

ほとんどのLCCで機内持ち込みの基準をクリアしています。

厳密に言えば、1㎝ほどオーバーしている航空会社もありますが、メジャーを持ってきてまで計測されたことはないので、計測用のカゴに入ればOKです。

これがキャリーバッグの場合、サイズにキャスターや持ち手も含まれてしまうので、同じギリギリサイズでもキャビンゼロの方がお得にパッキングできます。

②カバン本体が軽い

キャビンゼロはとても軽い

本体重量は、わずか760ℊ。
同サイズ(40ℓほど)のバックパックなら、1.2㎏~2㎏くらいの重量が一般的なので、驚異的な軽さです。

7㎏が手荷物の重量制限となっているLCCがほとんどなので、本体が軽いことでより多くの荷物を詰めることができます。

③価格が安い

2019年10月30日現在、最安値は6,800円です。(価格ドットコム調べ)

アウトドアメーカーの同サイズは2万円オーバーも当たり前なので、キャビンゼロはコスパ抜群です。

④OKOBANタグ付きなのでロストバゲージ対策もOK

キャビンゼロのOKOBANタグでロストバゲージ対策

キャビンゼロには、OKOBANのタグが最初から付いています。

OKOBANとは、400社以上の航空会社と2,800以上もの空港で採用されている手荷物捜索システムです。

固有IDを登録しておくことで、万が一ロストバゲージに遭っても、システム上で世界中の空港とリンクしているので、荷物が手元に戻ってくる確率が非常に上がります。

幸い利用した経験はありませんが、タグが付いているだけで少し安心して預けることができますよね。

⑤商品は10年保証

正規品は、10年間の保証付きです。ちなみに、最長25年まで保証をアップグレードすることもできます。(要web申請)

キャビンゼロの外観や機能

キャビンゼロの全体図

スーツケース感覚でパッキング

キャビンゼロはスーツケース感覚

シンプルなメインポケットなので、44ℓを無駄なく使うことができます。

2/3以上ファスナーが開く設計になっているので、パッキングはスーツケース感覚ですね。非常に荷物の出し入れがしやすい設計です。

キャビンゼロのフロントポケット

表側にも縦開きのポケットが付いているので、地図やガイドブックを入れると便利だと思います。

PCポケットもあるので出張にも使える

キャビンゼロのパソコン用ポケット

背中側には、書類やPC用のオープンポケットも付いています。

A3対応なので、15インチのパソコンも余裕で入ります。

キャビンゼロのメッシュポケット

メッシュポケットには、小物やコード類を入れると便利ですね。

荷物の量によってはズッシリ感があるかも…

キャビンゼロのショルダーハーネス

ショルダーハーネスは、クッション性のあるメッシュ生地です。
夏でも背負いやすいですね。

ただ、腰ベルトが無いので、MAX詰め込んだときや荷物によっては少し辛いかもしれません…。

ちなみに、7㎏で背負ったときは特に問題ありませんでした。

ファスナーは安心のYKK

キャビンゼロのYKKファスナー

地味なところですが、やっぱりYKKのファスナーは安心感が違います。

また、2つ重ねると穴ができる設計になっているので、南京錠やワイヤーロックを付けることも可能です。セキュリティ面の配慮が嬉しいですね。

キャビンゼロのサイズとカラーバリエーション

サイズは3種類

サイズは、28ℓ、36ℓ、44ℓの3種類です。

全29種類の豊富なカラーバリエーション

引用: gallery of GALLERIA(楽天市場)

全29色から選ぶことができるので、女子人気もどんどん高まってきているブランドです。

全色一覧は、公式サイトからご確認ください。

まとめ

このキャビンゼロ、実はデザイナーが元バックパッカーで、長期旅行中に感じた「あったらいいな」を詰め込んだ設計なのだそうです。

痒い所に手が届くというか、だいぶ攻めた旅行バッグだなと思っていたのですが、この話を知ったときに全て納得しました。

納得できるバックパックが世の中に無いから、自分で作ろうという発想が凄いですね(笑)。

最後にキャビンゼロの販売店ですが、都内ならロフトや東急ハンズの大型店にはほぼ置いてあります。
ただし、大抵ブラックしか置いていないので、お気に入りの色をチョイスできて価格も安いネットショッピングがおすすめです。

>>【キャビンゼロ】バックパック CLASSIC 44L