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バンコクから1時間の珍スポット「ドラゴンタワー」に行ってみた!

こんにちは、『バックパッカーの聖地』タイ・バンコクのカオサン通りにございます旅行代理店「サワディーアンコールツアー」の日本人セクションを担当させて頂いております丸山です。

タイは言わずと知れた仏教国。
実に国民の約95%が仏教徒だそうです。

日本も仏教の習慣が根付いた国ですが、同じ「仏教」でもタイの仏教と日本の仏教は系統が異なり、日本の仏教は中国・韓国・ベトナムなどを経由して伝わった「大乗仏教」、タイの仏教はスリランカ・ミャンマー・カンボジア・ラオスなどを経由して伝わった「上座部仏教」といいます。

大乗仏教が誰でも成仏でき、悟りを開くことができると教えられているのに対し、上座部仏教は仏門に出家して悟りを開いた者だけが救われるとされています。

大乗仏教である日本のお寺は、基本的には地味な作りで、何となく厳かな感じがしますが、タイのお寺はだいたい境内に金ピカな塔があったりして、派手なイメージですね。

天井画が綺麗なワット・パクナムや、大きなピンク色の象さん(ピンクガネーシャ)があるワット・サマーン・ラッタナーラーム など、最近はインスタ映えで人気があるフォトジェニックなお寺も多くあります。

本日は、タイに数あるお寺の中でも「珍スポット」的な存在で、日本のガイドブック等ではまだあまり紹介されていないお寺「ワット・サムプラン」をご紹介します。

ワット・サムプランとは?

ワット・サムプラン(Wat samphran)はバンコクから1時間ほどの隣の県にナコンパトムにあるお寺です。

寺院の敷地内に巨大な龍が巻き付いた塔が異様な光景で、度肝を抜かれるとの事!

百聞は一見に如かず!
とりあえず行ってみましょう!

ワット・サムプラン への行き方

バンコクからサクッと行くのはメータータクシー早いかと思います。
交渉次第かと思いますが、タイ人の知人に聞いてみたところ貸し切り・往復で500~600バーツ(約1800~2160円)ほどで行けるのでは、との事。

一緒に行く人が何名か居ればタクシーが便利かと思いますが、人数が少ない、または移動費を安く抑えたい方であれば、MRT(地下鉄) ラックソン駅で下車して、2番出口の歩道橋を降りた場所にあるバス停から黄色い84番のバスに乗車すれば24バーツで行くようです。

黄色以外の84番バスはワット・サムプランへは行かないようですので、お気を付けください。

今回は、息子を乗せてバイクで行ってみました。

私の自宅はバンコクの東側なので、バンコクの中心地からでしたら40キロほどかと思います。

ワット・サムプランに到着!

行ったのは、バンコクでコロナウイルスによる非常事態宣言が発令される一週間ほど前。
コロナ騒動の影響か、参拝客はまばら・・というか、ほぼ貸し切り状態です。

いよいよ本日のお目当て「ドラゴンタワー」に到着!

現地の垂れ幕に載ってた写真です。
上から観ると、こんな感じみたいです!

塔の高さは約80mで、龍の胴体の中を通って最上階まで登れます。
けっこういい運動になりました!

約10分ほど歩いて頂上に到着!
龍の頭部分です!

頂上から眺めた景色。

80メートルの高さから周辺を一望できる景色は気持ちいいですね!

バンコクからは40キロほど距離があるのでやや遠いですが、人気のピンクガネーシャまでは約80キロなので、約半分の距離ですね。

バンコク周辺のお寺はもう回りきってしまった方、マニアックな珍スポット巡りが趣味の方(笑)にはお勧めのお寺ですよ~!