タイ・バンコクの中心エリアに開業し、まもなく1周年を迎える「ホテル・ニッコー・バンコク」 。
その名の通り、説明不要の大手ホテルブランドが展開するバンコクの日系ホテルです。
日本語サービスを始め、あらゆる面で日本流のホスピタリティに溢れたホテルであり、海外旅行に慣れていない方や初めてタイを旅行する方、日本からの出張者の方など、幅広い層から支持を得ています。
今回は、“おもてなしの心”が込められたポイントを中心に、ホテル・ニッコー・バンコクの客室をご紹介します。
バンコクでのホテル選びのご参考にどうぞ!
目次
ホテル・ニッコー・バンコク(ホテル日航)の基本情報
ホテル・ニッコー・バンコクは、「オークラ・ニッコー・ホテルマネジメント」の展開するホテルブランド「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」に属しています。
2019年1月、BTSトンロー駅から徒歩約2分という好立地に開業。
周辺はおしゃれなレストランやバー、ショッピングスポットも多数ある、バンコク屈指の賑やかなエリアです。
日本のデザインにタイの良さを取り入れた客室、2つのレストランやロビーラウンジ、エグゼクティブラウンジなどの評価が高く、フィットネスジムやプールなどのファシリティも充実しています。
また、大宴会場や会議室も完備しているので、各種イベントやビジネスの場としても重宝されています。
ホテル・ニッコー・バンコク(ホテル日航)の客室紹介
ホテルは地上22階、地下4階建て。8階~22階に客室があり、20階以上がエグゼクティブラウンジも利用可能なエグゼクティブフロアとなっています。
ホテルの客室は全部で9種類、総数は301室です。
客室タイプ | 部屋数 | 面積(㎡) |
スーペリア | 63 | 36 |
スーペリアプラス | 135 | 36 |
プレミア | 13 | 45 |
プレミアコーナー | 34 | 50 |
プレミアコーナープラス | 10 | 52 |
ニッコークラブ | 33 | 36 |
ニッコークラブプレミア | 7 | 45-52 |
ニッコーエグゼクティブスイート | 4 | 79 |
ニッコーグランドスイート | 2 | 130 |
今回は、この中からプレミアとスーペリアをご紹介します。
プレミア
プレミアは、広々45㎡のお部屋。角部屋であるプレミアコーナーの場合は、さらにゆったりとした50㎡です。
大きな窓は明るく開放感があり、夜には綺麗な夜景も楽しめます。
アメリカの世界的なベッドブランド、シーリー社製のベッドは低反発で柔らか、最高の寝心地を味わえます。
スーペリア
スタンダードな客室にあたるスーペリアは、旅行者の方はもちろん、出張者の方にも人気の高いお部屋です。
全部屋共通ですが、内装がシンプルモダンなので、とても落ち着いた空間でリラックスできます。
お部屋のサイズは36㎡、2名で過ごしても十分に余裕のある広さですね。
12階以上のお部屋は、スーペリアプラスとなります。
こちらは12階から眺めるアソーク方面の景色。
これぞシティービュー。高層ビルやコンドミニアム、スクンビットを走るBTSも望めるという、非常に気持ちのいい眺望です。
ホテル・ニッコー・バンコク(ホテル日航)の客室に込められた”おもてなしの心”
ここからは、ホテル・ニッコー・バンコクの客室に込められた”おもてなしの心”を解説していきます。
ポイント①独立したバスルーム(洗い場付き)
ホテル・ニッコー・バンコクでは、日本式の独立バスルームを採用しています。
広い洗い場が付いている点も日本人好みです。
海外では、5つ星ホテルでもトイレとバスルームが一緒の間取りになっているケースがほとんどなので、実はかなり珍しい間取りです。
バスタブは全部屋に完備。ゆっくりお風呂に浸かって、心も体もリフレッシュ間違いなしです。
また、常備はされていませんが、バスチェアもリクエスト可能。
ご高齢の方や小さいお子さん連れの方には嬉しいポイントですね。
プラスアルファで拡大鏡が付いている洗面台も心配りが行き届いています。
ポイント②お風呂からテレビが見られる(部屋により異なる)
また、お部屋によって異なりますが、バスルームのカーテンを開くことで、テレビを見ながらゆったりバスタイムを楽しむことができます。
※テレビの音声は、バスルーム内のスピーカーから流れます。
ちなみに、バスタブの設置角度もテレビが見やすいよう設計されています。
ポイント③トイレはTOTOウォシュレットを完備
日系ホテルらしく、トイレにはTOTOのウォシュレットを完備。
不安な方も多い海外のトイレ事情。それはホテル内も例外ではないと思いますが、日本と全く同じ環境なので、安心して使用できます。
ポイント④アメニティはタイの有名スパブランド
アメニティには、タイの高級スパブランド「PAÑPURI(パンピューリ)」のシャンプーやボディソープなどが用意されています。
香りもホテル・ニッコー・バンコクのオリジナルフレグランスというこだわり。
レモングラスの爽やかな香りが上質なバスタイムを演出してくれます。
ポイント⑤充実のピローメニュー
様々な希望に添えられるよう、そば殻や羽毛など、5種類の枕を用意。
シーリー社製のベッドと併せ、快適な眠りをサポートしてくれます。
ポイント⑥高めに設置された冷蔵庫
ホテルの冷蔵庫といえば、床に置いてある内装がスタンダードですが、ホテル・ニッコー・バンコクでは棚を作り、少し高めに設置しています。
これにより、しゃがむ必要がなくなり、手間が省けるだけでなく、ご高齢の方にも優しい設計になっています。
ポイント⑦広いウォークインクローゼット
広めのウォークインクローゼットがあるので、上着を収納するだけでなく、荷物置き場としても使用できます。
ホテルに滞在中、荷物を置くスペースやカバンを開くスペースに困り、ベッドの上で荷物整理やパッキングすることも少なくないですよね。
そんな悩みを解消すべく、ウォークインクローゼットを内装に取り入れたそうです。
跳ね上げ式のセーフティボックスもひと目で確認できて良いですね。
ポイント⑧バスローブやグラスは色違いを用意
ホテルのアメニティグッズといえば白の無地が基本なので、複数名で宿泊すると、どれが誰のものか分からなくなることも珍しくありませんよね。
ここでもホテル・ニッコー・バンコクの心配りが発揮されています。
バスローブは、グレーが少し大きめで男性用、ゴールドが女性用と色で分かれています。こちらはスリッパも同様です。
また、グラスも色違いになっているので、ひと目で自分のものが判別できるようになっています。
ポイント⑨日本のテレビも視聴可
客室に設置されている43インチLEDテレビは、日本のチャンネルも視聴可能。
民放キー局とWOWOWプライム&シネマを楽しむことができます。
ポイント⑩出張者は特に嬉しい全身鏡
出張者の方は、スーツを着る機会が多いと思います。
全身鏡で毎朝スーツの着崩れやコーディネートのトータルバランスをチェックできる点は、非常にありがたいですよね。
ポイント⑪枕元の電源コンセントが多い
海外旅行中は、スマホやカメラ、モバイルバッテリーなど、ホテルで充電しておきたいものが多くなります。
出張者の方は、タブレットやパソコンなども充電必須ですよね。
ホテル・ニッコー・バンコクは、枕元の電源コンセントが多く、USB用の充電ポートまで用意されているので、電源タップを日本から持参する必要がありません。
地味ですが、色々なガジェットを持ち込む方には、かなり嬉しいポイントです。
ポイント⑫壁面にはタイ柄のLEDアート
日本以上とも言える“おもてなし”がお部屋に込められていますが、遊び心も隠されています。
壁面の一部にタイ柄のLEDアートを照らし、タイらしさやバンコクの雰囲気を演出。さりげない気遣いですが、おしゃれで素敵です。
ホテル・ニッコー・バンコク(ホテル日航)のファシリティ
フィットネスジム
フィットネスジムは、24時間利用可能。宿泊者はもちろん無料です。
明るく清潔感に溢れたジムには、最新機器が導入されています。
また、ヨガや国技ムエタイ、ダンスやボクササイズなどのフィットネスアクティビティも充実。プライベートレッスンにも対応しています。
サウナ
ロッカールーム内には、サウナも設置されています。
プール
6階にある広々としたジャグジー付きプールは、7時~21時の間で利用可能です。
子ども用の浅いプールもあり、家族で楽しめる場になっています。
また、塩素剤を使用していないので、肌荒れや髪の痛みなどの心配もいりません。
この辺りの気配りもさすがの一言に尽きます。
エグゼクティブラウンジ
21階には、エグゼクティブラウンジがあり、20階~22階のエグゼクティブフロア宿泊者の方が利用可能です。
それ以外でも、最近では、エグゼクティブラウンジが含まれた宿泊パッケージを販売している旅行会社もあるようです。
エグゼクティブフロアに宿泊される方は、このラウンジでプライベートチェックインとチェックアウトがおこなえます。
明るく広々、座間にも余裕があり、ゆったりとリラックスできる空間です。
エグゼクティブラウンジの営業時間は、毎日6時~23時まで。
時間帯によって、3種類のサービスがあります。
- 朝食(7時~10時半)
- アフタヌーンティー(14時~16時)
- カクテルタイム(17時半~19時半)
コーヒーやジュースなど、ソフトドリンクは全時間帯で飲み放題。カクテルタイム中はお酒も無料です。
まとめ
バンコクには、他にも世界的に有名なホテルが多々ありますが、ここまで日本流のおもてなしに長け、心配りの行き届いたホテルはありません。
一途に「宿泊者ファースト」を貫いている点が他ホテルとの差別化であり、これこそがホテル・ニッコー・バンコク最大の強みですね。
また、何かトラブルなどに見舞われた際や細かくオーダーしたい時など、日本人や日本語のできる方に対応してもらえるということは、非常に安心感があります。
一度泊まればリピート間違いなし。「海外に来てまで日系のホテルねぇ…」と思う方にこそ、宿泊して欲しいホテルです!
同日、ホテル内のレストラン「the oasis(オアシス)」も取材させていただきました。
バンコク屈指の高コスパ、ハイクオリティなビュッフェなので、バンコク在住の方にもおすすめですよ!
詳しくは、下記の関連記事をご覧ください。
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ホテル・ニッコー・バンコクの場合、ホテル直営のレストランやラウンジで10%ディスカウントの優待特典。
さらにバースデー特典を利用すれば、正規料金の半額で宿泊することも可能です。
特典の詳細に関しては、ホテル公式サイトよりご確認ください。
入会方法は、各ホテルにて申し込み用紙に必要事項を記入、またはオンライン入会にも対応しています。
施設情報
(Hotel Nikko Bangkok)
Thonglor, 27 Soi Sukhumvit 55, Sukhumvit Rd, Klongtan Nua, Watthana, Bangkok 10110
BTSトンロー駅から徒歩約2分
02-080-2111
info@nikkobangkok.com