ビザランなどでビエンチャンに滞在したことがある人は、 ビエンチャンは一度名所を見てしまうと、ビアラオ飲むしかすることが無いと言う。 私が暇つぶしに選ぶのはハーバルスチームサウナ。近年有名になったようで日本人もちょこちょこ見かける。
場所はWat Chanの裏手、Chao Anou Roadから怪しい脇道に入ったところにある。街中にあって使い勝手は良いのだが入り口の看板はこんなものなので、お見逃しの無いように。そこから路地を入ったところに現れるのがハーバルスチームサウナ。
営業時間は13時から21時で決まった定休日は無し。13時ちょうどに開いていたためしがないのはご愛嬌。お値段20000キップで1日中使い放題。ただしタイバーツで払う場合は100バーツと少々割高になってしまう。
カウンターで料金を払うと、ロッカーキーとハーブティー用のマグカップ、腰巻を渡させる。カウンター周りには塩やはちみつなどのスクラブが販売されているので購入して使用することができる。カウンターのおばちゃんにお勧めを聞いてみるのも良い。
自分の指定されたロッカーに荷物を入れて更衣室で腰巻一枚の姿になる。床は常に水浸しの状態なので、できればサンダルなどの靴下をはかないスタイルで行く方が良いと思う。 サウナは男性用、女性用に分かれているが、場合によっては1つしか稼働しておらず混浴状態になる日もある。 湯上りにはカウンターでバスタオルを貸してくれるが、あまり吸水は良くないのでバスタオル持参で行くのも良いだろう。
サウナの中は窓が無く薄明かりが漏れている程度。蒸気の中に入るとレモングラスなどの香りがしていかにも健康に良さそうな気分になってしまう。酒漬けの体が浄化されていくようでまことに気持ち良い。
一汗かいたらサウナから出て水を浴び、飲み放題のハーブティーをいただきながらぼーっとビエンチャンの青空を眺めて過ごす。肌はつるつるになるし、なにかものすごく贅沢をしているような気分になれる。
清掃は行き届いていて清潔な感じだが、ほとんどの場所が男女共用スペースで、体に布一枚巻きつけた格好でうろつくことになるので、きれいなスパをお望みの方にはお勧めはしない。