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バンコク日本人学校の部活動に関して

こんにちは、バンコク日本人学校に通う生徒の保護者Aです。
このブログではバンコク日本人学校(泰日協会学校)の色々な情報を書かせていただきます。

単刀直入に言うと、バンコク日本人学校には学校が直接運営に関わる「部活動」と言うものは存在していません。

部活動に該当するものとして、タイ国 日本人会「青少年サークル活動」というものがあります。

日本人会のサークル活動は日本人会会員の子女を対象に、社会教育活動の一環として行われています。

運営の主体はサークル部員の父母となっており、 一般の指導者の方がボランティアで指導にあたり、日本人学校、日本人会の支援の下に成り立っています。

そのため、正確に言えば日本の学校で行われているような部活動とは性質が異なりますが、「バンコクの限られたレクリエーションエリアでは身体を動かすにも場所が見つからない、仲間を探すのが難しい」という方にはとても有難い活動ですね。

タイで行われる大会に参加したり、タイ人の学校と交流したりするサークルもあるようです。

運動サークルはもちろん文科系のサークルもあり、2020年3月現在、以下の11のサークルが活動しています。

  • 演劇サークル
  • 剣道サークル
  • サッカーサークル
  • 茶道サークル
  • 柔道サークル
  • 水泳サークル
  • テニスサークル
  • バスケットボールサークル
  • バレーボールサークル
  • ブラスバンドサークル
  • 野球サークル

日本人学校は、運営には直接は関わっていませんが、学校で配るプリント等でサークルの活動内容や入会方法等の案内はしてくれますし、体育館や教室の貸し出し等もしています。

授業参観などで学校に行くと、サークル活動の入会案内のポスターなども校内に貼ってあります。

ただし、運営の主体はあくまで保護者に委ねられていますので、活動中の怪我やトラブル等には、学校は一切関知しません。

以前は、過去にサークル活動の役員を1年間務めた方は「学校のPTA活動の役職に就くことが永久に免除される」という特権があったらしいのですが、最近その特権は廃止されてしまい、PTAの役職に任命された場合は、どうしてもやむを得ない事情(本帰国や子供が受験生)などでない限り役職を引き受けなければならないそうです。

サークル活動に入会するためにはサークルの活動費を月々支払う必要がありますし、保護者がタイ国日本人会に入会して会費を納めなければなりませんが、それらを合計したとしてもバンコクにある民間の日本人向けスポーツクラブなどよりはお得な料金に設定されているかと思います。

どうしても運動不足気味になってしまうバンコク生活ですが、日本人会のサークル活動を上手に活用して、充実したより良いバンコク生活にしたいですね!

タイ国 日本人会