世界中で猛威を振るい、本日4月18日の時点でタイ国内でも患者数が2700人を超えている新型コロナウイルス。
3月26日には非常事態宣言も発令され、4月30日までは日本人学校も含む教育機関の閉鎖が言い渡されています。
新型コロナウイルスの今後の状況によっては、非常事態宣言の延長もあり得ますが、ここ数日間はタイ国内では新規の感染者数が減少傾向にあります。
まだまだ予断は許せない状況ですので、引き続き不要不急の外出の自粛や、外出後には手洗い・うがいを入念に行うなど各自が気を付けて、一刻も早く非常事態宣言が解除される事を願うばかりです。
バンコク日本人学校では、本来 令和2年度に赴任予定だった先生方が、現時点でもタイに入国することが出来ない状況が続いているようです。
現在、タイ王国へ入国するためには入国72時間以内に発行された「新型コロナウイルスに感染していない」という英文の証明書と労働許可証(ワークパーミット)などが必要になるとの事ですが、私の記憶だと労働許可証はタイ入国後にタイの労働局に本人が出向いて簡単な面接を経たうえで発行されるものなので、労働許可証を持たない新任の先生たちは入国自体が出来ないのかと思います。
また、タイに入国する全ての国際旅客便は2020年4月30日まで飛行禁止になってしまっているため、少なくとも4月中は入国は出来ない事になります。
何卒ご理解いただきましたうえ、在タイの日本大使館などから発表される情報等をご確認いただき、十分お気を付けくださいますようお願いいたします。
バンコク日本人学校は、現時点での教育機関の閉鎖解除である4月30日以降も、当面は学校に登校することはせず、5月1日から各家庭で持っているタブレット端末やパソコンを利用してのオンライン授業が開始される予定です。
5月以降に新任の先生方が来タイなさったとしても、学校内部での通常登校に向けた準備や、先生方の新居へのお引越しなど新生活を安定させるのにある程度時間が必要かと思います。
通常通りに学校に通学しての学習が開始されるまでには、もう少し時間がかかってしまう可能性もありますね。
本来であれば昨日4月17日が在校生(転校生)たちの始業式、本日4月18日が小学部・中学部の新入生の入学式でした。
繰り返しになってしまいますが、引き続き不要不急の外出の自粛や、外出後には手洗い・うがいを入念に行うなど各自が気を付けて、一刻も早く非常事態宣言が解除され、バンコク日本人学校の生徒さんが安心して学校に通学できるようになる事を願うばかりです。