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コロナショックでタイの旅行業は大打撃!源泉徴収税が返ってきて助かった~!

『バックパッカーの聖地』タイ・バンコクのカオサン通りで、旅行代理店「サワディーアンコールツアー」を経営しておりますが、今般のコロナショックで観光業は大打撃!

まあ、大打撃を受けているのは観光業だけではありませんが・・泣

急激な収入源でどうしよう~・・と思っていたら先日、会社にこんな手紙が届きました。

どうやら、年に一度の源泉徴収税の還付のお知らせのようです。

例年1万バーツほど還付されるので、自営業の私にとってはプチ・ボーナスみたいな感じで、ちょっと嬉しい!

しかし例年は小切手が送られてきて、自分が口座を持っている銀行で振り込みの手続きをする形なのに、今年は何か書式が違う?

タイ人スタッフに確認したら、どうやら「クルンタイ銀行・Krung Thai bank 」で新しい口座を開設しなければならないとの事。

タイの銀行口座の新規開設は過去に何回か経験があるのですが、毎回時間がかかるので面倒なんですよね~・・まあ新型コロナウイルスの影響で旅行業は暇だし、時間のある時に行っておくか。

という訳で、面倒臭いと思いながらも1万バーツをゲットするためにカオサン通りにあるクルンタイ銀行に向かいました。

駐在員の方などは、会社の経理の方などが手続きをしてくれるのかと思いますが、もし自営業の方でこれから還付の手続きをなさる方はご参考にして頂ければと。

私が行ったのはカオサン通りの真ん中あたりにあるクルンタイ銀行。
階段を上がった二階にあります。

口座開設にあたり、必要なのがパスポートと労働許可証。
以前は旅行者でも簡単にタイの銀行口座が作れたようですが、現在は厳しくなっているようです。

コロナ騒動もあってか、銀行内は全然お客さんが居ませんでした。

店内に入るときは もちろん守衛さんに体温チェックと消毒ジェルを手に塗る事を求められます。

全然空いているので、番号札を取るまでもなくカウンターに誘導されました。

カウンターはコロナ対策でビニールの策でお客さん側とスタッフ側が隔てられています。

税金の還付の為に新しい口座が作りたい旨を伝え、パスポートと労働許可証を渡したら、あとはスタッフの指示に従って数枚の書類にサインをしていくだけでした。

過去に何度か経験している口座開設よりも簡単な手続きだな~?

コロナ騒動でよほど暇なのか、私ひとりの対応にスタッフが3人も集まってきました笑

カウンターに通されて僅か5分ほどでカードが完成。

よくよく話を聞いたら、これは「e-money」という簡易的な口座で、新規にクルンタイ銀行の口座を作らなくてもATMが使用できるというもの。

どうりで手続きが簡単だったわけだ!

新規の口座開設だと1年間取引が無く、2000バーツ以上の残高を口座に残しておかないと口座維持手数料として毎月50バーツひかれてしまい、なおかつ通帳とは別にATMカードが欲しい場合は有料になってしまうらしいのですが、e-Moneyに関しては口座を維持する条件等が無いので、機能が少ない分 簡単に作れるようです。

ただし、作成にあたり上記のパスポート・労働許可証と納税者番号が必要との事。
納税者番号は覚えてませんでしたが、持ち歩いている会社の名刺に記載してあったので助かりました!

「今はコロナ騒動の余波で新規口座の作成には時間がかかるから、 e-moneyにしておいたよ」って言われたけど、、単にスタッフが面倒くさいだけだったりして笑

まあ、とにかく無事にe-money の作成が終わり、還付金を e-money に振り込んでもらいました。

暗証番号の初期設定は数字6桁で「111111」となっていますが、ATMで自分の好きな番号に変更が可能です。

ATMでは日本語表記も選べました。

そんなわけで、還付金の受け取り方法のご案内でした~。

還付金の案内が届くのは私は3月でしたが、通常は5月頃らしいです。遅い人では7月くらいになる方も居るとか?

今後、還付金のお手続きをなさる方は、ご参考にしてみて下さい~!