タイでも食べられる日本式カレーといえば、まず名前が上がるのが『カレーハウスCoCo壱番屋』。
通称“ココイチ”は、言わずと知れた日本最大のカレーチェーン店です。
では、そのカレー業界で一気に“業界3位”まで上り詰めた新進気鋭のお店をご存知でしょうか?
その名は『日乃屋カレー』。
2019年、期待の新星が勢いそのままにタイ初上陸しました!
ちなみに、当記事は完全にファン目線になります。どうぞご容赦ください…(笑)。
目次
昔懐かしい”昭和のカレー”で日本一の激戦区を制す
日乃屋カレーは、2011年に1号店である湯島本店をオープン。翌年には、カレーの聖地・神田に出店しました。
甘辛でドロッとした昭和のカレーがヒットし、2013年に『神田カレーグランプリ』で初優勝、2015年には史上初の殿堂入りを果たしました。
2019年9月時点で、都内を中心に62店舗を展開、そのうち海外(タイ)は2店舗を出店しています。
「神田一なら日本一」、この印象的なのぼり旗をバンコクで見れる日が来るとは…。
素材にこだわり、タイでも日本と同じカレーを提供!
店内とメニュー
日本でお馴染みのレギュラーメニューはもちろん、タイ限定メニューもあります。
全メニューは、タイ版のホームページからどうぞ。
その中でも注目したのは、こちらのカレー。
タイ在住なら誰でも知っている定番のお菓子、タオケーノイがトッピングされたカレーもタイ限定メニューの一つです。
実は、タオケーノイが日乃屋カレーをフランチャイズ展開しています!
参考 タオケーノイ、「日乃屋カレー」をFC展開NNA ASIA日乃屋といえば名物カツカレー
タイの日乃屋は初めてなので、注文は迷わず一択です。
やっぱり日乃屋といえばコレ。
モットーは「始まり甘く、後より辛い、余韻残りしカレールウ」。
このコクのあるフルーティな甘みと奥深いスパイスのハーモニー、間違いなく日乃屋です!
日本と同じ味で感激しました!
タイでも日本と同じ味を提供できるよう、厳選した素材のみを使用しているとのことです。
サクサクで分厚いトンカツも申し分なしです。
あれ?日本より安い?
味はもちろんですが、その価格にも企業努力を感じました。
今回注文した名物カツカレーMサイズの価格ですが、ポークカレーの場合は230バーツ(約800円)、ビーフカレーの場合は250バーツ(約870円)です。
牛肉をあまり好まないタイ人のために、ポークカレーを用意していると思うのですが、結果的に日本より安く食べられることになっています。
※私の記憶では、日本の名物カツカレーは840円だったような…
日本と同じビーフのルーだとしても、ほとんど価格が変わりません!
恐らく、独自の仕入れルートを確立しているからだと思いますが、初出店でこの気合は凄まじい企業努力ですね。
まとめ
次々に日本食チェーン店がタイに進出してきますが、中には「タイで初めて知った」というケースも少なくありませんよね。
タイ国内の店舗数が日本を上回った『8番ラーメン』も北陸地方のお店なので、その他地域出身の方にとっては正直メジャーではないと思います。
日本の有名店をタイで初めて知る、考えてみたら凄い時代になりましたね。
日乃屋カレーも業界3位といえども、店舗数自体は約60店舗なので、特に西日本の方などには馴染みのないカレーチェーンかもしれません。
逆にいえば、これを機に是非食べてみてください!
日本と変わらぬ美味しさを変わらぬ味で提供してくれる、本当に凄いことだと思います。
以上、タイ・バンコク在住の日乃屋ファンがお送りしました。
店舗情報
日乃屋カレー The Market 店
住所:111 Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
(BTSチットロム駅から徒歩8分、The Market 3階)
TEL:083-824-0405
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
日乃屋カレー Cosmo Bazaar 店(ノンタブリー県)
住所:2 Cosmo Bazaar Building Popular 3 Rd, Banmai Pak Kret District, Nonthaburi 11120
(バンコクから車で40分ほど、Cosmo Bazaar 2階)
TEL:02-084-4699
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
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