バンコクの温泉と言えば、プロンポンにある「湯の森」やチットロムにある「パンピューリ ウェルネス」がメジャー。
しかし、日本人にはあまり馴染みのないラマ2通り(Rama Ⅱ Rd.)にも、なんと雰囲気の良い温泉施設が存在するという情報をツイッターでキャッチしました。
温泉施設の名前は「Dzen Onsen and Spa」
温泉と言えば「日本の心」。筆者は大の温泉好きです。
「これは行くしかない!」と思い、早速足を運んでみました。
筆者が住むスクンビット通りから、はるばるタクシーを利用して(しかも高速道路を使って)来たわけですが(片道200バーツ以上かかりました)、来てみて大正解!!
手入れされた心落ち着く日本庭園。
広々とした浴場には檜風呂やジェットバスはじめ、4種類の温泉を完備しています。
温泉好き、和風旅館好きな人なら「これだよ、これ!」と言うこと間違いなし。
「和風モダン」という言葉が良く似合う、素敵な温泉でした。
唯一、残念な点と言えば立地のみ。
「どうして、こんな辺鄙(へんぴ)な場所に温泉作ったんだろう…?」と疑問に思うくらい、周りには何もありません。
BTSもMRTもなし。アクセスに使えるのはタクシーのみ。
今回の記事では、Dzen Onsen and Spaの
- 入浴料金
- 温泉の内容
- リラクゼーションルーム・カフェ・マッサージの様子
- アクセス方法
- 営業時間
を詳しく解説します。
アクセスし辛いゆえに短期旅行者にはおすすめできませんが、在住者なら一度は足を運ぶ価値ありです。
目次
Dzen Onsen and Spa
Dzen Onsen and Spaは2019年10月にオープンした温泉施設です。
入り口は格子の引き戸。瓦屋根もあって和風です。
入り口の左右には竹垣フェンス。どう見ても日本にある高級料亭の佇まい。
中に入ると、さらに枯山水まで設置されています。
筆者もこれまでにバンコクでは、マユ バンコク ジャパニーズ スタイル ホテルはじめ数々の和モダン施設に足を運んで来ましたが、この完成度には驚きを隠せません。
日本人のDNAが反応します。
受付
受付に入ると、愛想の良いスタッフがウェルカムドリンクと冷たいおしぼりを持って来てくれました。
スタッフ対応も良いです。英語も通じます。
入浴料金
入浴料金は前払いです。
入浴料は1人550バーツ。
バンコクにある他の温泉施設同様、入浴とマッサージを組み合わせた以下のようなパッケージプランが存在します。
- 入浴 + フットマッサージ(1時間) / 1,050バーツ
- 入浴 + ヘッド・ショルダーマッサージ(1時間) / 1,150バーツ
- 入浴 + タイマッサージ(2時間) / 1,550バーツ
- 入浴 + アロママッサージ(90分) / 2,150バーツ
個人的には入浴だけでなく、パッケージプランで何かしらのマッサージも受けるのがおすすめ。
筆者はヘッド・ショルダーマッサージのプランを選択しました。
温泉入浴後のマッサージは本当に気持ち良いです。普段の5倍は気持ち良さを感じられます。
是非ともマッサージも受けてみて欲しいです。
4種類の温泉と3種類のサウナを心ゆくまで堪能
入浴料金を払い終えたら、以下4点を受け取り脱衣所へと案内されます。
- バスタオル
- フェイスタオル
- ロッカーキー
- 入浴後に着用できる甚平
また、希望があれば着用したまま入浴できる専用のズボンも貸してくれます。
公衆浴場に全裸で入るのは日本人以外にはまだまだ抵抗があるのでしょう。
筆者もズボンを着用して入浴しました。
完全に貸しりき状態!天国のような入浴時間
筆者が訪れた2020年2月現在、まだ開業して間もないためか、外国人がいないエリアに位置しているためか、なんと利用者は筆者一人だけでした。
最高です。
大きな浴槽で平泳ぎしてみたり、サウナと水風呂を何度も往復したり。
1時間ほど温泉を堪能しました。
Dzen Onsen and Spaには以下4種類の温泉+水風呂が設置されています。
- 通常の温泉
- 檜風呂
- バブルバス
- ジェットバス
温泉の湯は、カンチャナブリーにあるワンカナイ寺院境内に沸く天然温泉を直送して利用しているとのこと。
なので本格的な温泉。体はポカポカするし、肌もすべすべ。
どの温泉も40度前後に保たれているので丁度良い湯加減。
浴場内にも観賞用の植物等が配置されていて雰囲気良いです。
サウナは以下の3種類を設備しています。
- 赤外線サウナ
- 通常のサウナ
- スチームサウナ
特にスチームサウナは素晴らしかったです。ハーブの芳潤(ほうじゅん)な香りが漂っています。
優雅な演出とでも言うのでしょうか。気持ちの良いスチームサウナでした。
入浴後はマッサージやカフェでリラックス
お待ちかね。入浴後のマッサージ。
これは本当に受けて良かったです。
筆者は普段マッサージで寝ることはないです。
しかし、この時ばかりは温泉でポカポカになった体と、施述師の丁寧な力加減が相まって、気がついたら寝入ってました。
マッサージの後は、カフェでアイスコーヒーを飲みながらリラックス。
横になってのんびりできるリラクゼーションルームも完備しています。
温泉で温まった体が冷えるまで、のんびりと過ごしましょう。
Dzen Onsen and Spaの場所・アクセス
冒頭でも述べたように、Dzen Onsen and Spaの周辺にはBTSやMRTがありません。
また、バンコクの中心街からは離れた場所に位置しています。
そのため、多くの人がタクシーでアクセスすることになるでしょう。
筆者は、まず一旦セントラル プラザ ラマⅡまでタクシーを利用して、Dzen Onsen and Spaまで徒歩で行きました。
セントラル プラザ ラマⅡから徒歩14分の道のり。
うーん、まあ許容範囲の距離ですが、Grabで行き先を指定して直行しても良かったかな。
とりあえず、流しのメータータクシーでもセントラル プラザ ラマⅡの場所を知らないドライバーはほぼいないでしょう。
Grabを使わない人は、一旦セントラル プラザ ラマⅡまで行くと良いです。
その後は徒歩なり周辺にいるモーターサイを利用するのもあり。
営業時間
毎日10:00〜23:00まで
>>>Dzen Onsen and SpaのFACEBOOKページ
バンコクでおすすめの温泉
場所は悪いですが、行って良かったと思える価値のある体験となりました。
温泉好きなら行って損はないです。暇な休日にでも、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
その他、以下の記事にてバンコクのおすすめ温泉・銭湯をまとめています。
>>>バンコクでおすすめの銭湯7ヶ所を紹介。タトゥーOK。駅近簡単アクセス!
温泉好きは必見。旅行者でもアクセスしやすい場所ばかりです。
料金や各温泉施設のアクセス方法を詳しく解説しているので、参考になれば幸いです。