【タイ・バンコクのメイドさん（アヤさん）事情】仕事内容や相場、雇用する際の注意点まとめ

人件費の安いタイでは、多くの外国人家庭がメイドさんに家事の一部をお願いしています。

タイ在住日本人の間でも、駐在員家庭を中心に、一般的なサービスとして認知・利用されています。

しかし、日本では馴染みの薄いことなので、不安な方や戸惑う方も多いと思います。

そこで、今回はタイのメイドさん事情についてご紹介していきます！

初めてタイに赴任される方、メイドさんの雇用を考えている方の参考になれば嬉しいです。

タイのメイドさん（アヤさん）とは

日本人の間では、通称”アヤさん”と呼ばれています。

基本的な家事をベースに、ベビーシッター的な務めなど、オーダー次第で様々な業務に対応してもらえます。※詳しくは後述。

富裕層のお屋敷に仕えるメイドさんというより、日本の家政婦さんや家事代行サービスに近いイメージですね。

ひと昔前は、住み込みで働くメイドさんも多かったようですが、現在では通い勤務が一般的です。

タイ・バンコクでのメイドさん（アヤさん）の探し方

今回は、例としてバンコク内での探し方をご紹介します。

この中でも、特におすすめしたいのが「日本人会の紹介サービス」です！

バンコク在住歴の長い方がメイドさんとの間に立ち、面談をセッティングしてくれるというサービスなのですが、ここで出会えるメイドさんはクオリティーが高いと評判です。

毎週月曜日の午前、日本人会のサトーン本館で開かれているので、会員証をお持ちの方はぜひご利用ください。

タイ国日本人会メイドさん紹介・相談サービス：
https://www.jat.or.th/jp/benefits-maid.php

タイ・バンコクのメイドさん（アヤさん）の仕事内容

決まった仕事内容はなく、全て雇用主とメイドさんの間で決めていきます。

オーソドックスなオーダーは、掃除・洗濯・アイロン掛けを基本業務とし、オプションとしてその他を追加していく形です。

中には、日本食が作れるなど、特殊なスキルをもつメイドさんもいます。

タイ・バンコクのメイドさん（アヤさん）の給料相場

基本業務（掃除・洗濯・アイロン掛け）、週3回勤務で月2,000バーツ（約7,200円）が相場です。
※1. 単身者の場合
※2. 1回の勤務は2時間ほど

掃除は部屋の広さ、洗濯は居住人数によって料金が変動します。

ボーナスに関しては、4月のソンクラーン（タイの正月）に1カ月分を支給する慣習があります。

また、日本語でコミュニケーションが取れる方や日本食の料理が得意な方は、高めの給料設定になります。

タイ・バンコクでメイドさん（アヤさん）を雇用する際の注意点

現金や貴重品を目立つところに置かない

出来心を起こさせないよう、貴重品の管理は徹底しましょう。

給料を渡す際に必ずサインをもらう

悪意の有無にかかわらず、金銭トラブルは信頼関係に直結します。
証明として、必ずサインをもらいましょう。

完璧さを求めすぎない

清掃業者ではないので、粗探しを始めたらキリがありません。

細かい要望はタイ語で

外国人家庭の経験者など、簡単な英語を話せるメイドさんもいますが、細かい要望は必ずタイ語でお願いしましょう。

おすすめは、同僚のタイ人スタッフにメモを書いてもらう方法です。

日本語の書類を放置しない

どんなに重要な書類だとしても、日本語の書類を理解できるメイドさんはほとんどいません。
誤って処分されないよう、仕事関係などの重要な書類は忘れずに仕舞っておきましょう。

チップは大切、でもまずはレシートの確認を

買い物などをお願いした場合、お釣りの1バーツや5バーツ程度をケチっていると、なかなか良い関係を築くことができません。端数をチップとして渡すことも大切です。

ただし、給料と同様、不要なトラブルを防ぐためにも、レシートは必ず当日に確認・精算しましょう。

まとめ

情報社会の現代ですが、タイのメイドさんに関しては口コミが重要視され、中には日本人社会でローテーションする人気メイドさんもいます。

家事をある程度お任せできたら、その分色々なことに時間が割けますよね。
特に、単身赴任の方は、掃除や洗濯をお願いするだけでも生活の質が向上すると思います。

日本よりも気軽にサービスを利用できるので、迷っている方も一度お試しする価値はあると思いますよ！