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カオサン通り近くの激安フルーツ市場

タイ料理と言えば、「唐辛子を使った辛い料理」というイメージがありますが、先日、唐辛子に関してタイ人の友人から興味深い話を聞きました。

タイに唐辛子が伝わったのは約350年前、アユタヤ王朝の時代にキリスト教の宣教の為にタイにやってきたポルトガル人によって持ち込まれたという事なので、私たちがイメージするタイ料理というのは、意外と浅い歴史なんですね。

ちなみに、これも東南アジアのような南国のフルーツ・・というイメージが強いパパイヤも、ポルトガル人が持ち込んだと言われています。

・・という事は、青パパイヤと唐辛子と使ったサラダ「ソムタム」はタイを代表する料理ですが、タイに宣教に来たポルトガル人を無くしては存在しなかったという事ですね笑

タイではパパイヤをはじめマンゴーやライチ、ランブータンやドラゴンフルーツなど、数えきれないくらいの南国フルーツが食べられます。

日本のスーパーではちょっとお高めな料金で販売されている南国フルーツですが、タイのスーパーや青果店では日本よりもかなりお得な料金で買う事が出来ますので、フルーツがお好きな方は天国のような環境ですね笑

そんな南国フルーツですが、スーパーや青果店で販売されるという事は、スーパーや青果店が仕入れる卸売市場が存在するわけで、当然の事ながら卸売市場ではスーパーや青果店よりも、もっとお得な料金で購入できるわけです。

本日は、一般のお客さんも入場できるフルーツの卸売市場、「マハナック青果市場」をご紹介します。

場所はLan Luang通りにあるバンコクミッション病院の近く。
病院の方から行くと、Lan Luang通りとLuk Luang通りが交差するところを左折です。

近くにこれといった有名な建物などが無いので、題名で「カオサン通り近くの激安フルーツ市場」と書きましたが、カオサン通りからだと20分くらい歩きます笑

センセーブ運河ボートでプラトゥーナム船着場から西側に向かい4つ目の終着点「パンファーリーラート船着場」からは徒歩約10分、プラトゥーナム船着場から3つ目の「タラ―ト・ボーベー船着場」からは徒歩約5分程の場所にあります。

新型コロナウイルスの影響による外国人の入国禁止措置以前から、市場には外国人のお客さんは少なく、料金は英語表記では無くタイ語での表記のみですが、観光地ではないので「外国人相手に料金をボッタくってやろう!」・・という人は おそらくここには居ません笑

それほど広くない道路の両端に数えきれないほどの青果店が広がります。

商品により、料金が一個あたりなのか、一袋あたりなのか、それとも1㎏あたりなのか違うので、購入する前にそれだけ確認しておけば安心ですね。

これは1袋50バーツ(約180円)ですね。

こちらのマンゴーは1㎏で20バーツ(約70円)。

このスイカは1個あたりの料金ですね。
スイカのクオリティー(大きさ?)によって50~100バーツ(約180~360円)に別れていました。

「果物の王様・ドリアン」見参!
一個145バーツ(約520円)。日本だったらいくらするんだろう?

南国フルーツはもちろんの事、リンゴや梨、桃やバナナやパイナップルなど、日本でもお馴染みの果物も多いです。

安い料金で販売されている商品は見た目が少し傷ついていたりしますが、皮を剥いてしまえば問題ありません。
ミキサーでスムージーにして飲むのもおススメです!

日本人の方が多くお住まいのスクンビットエリアからは やや行きずらい場所にありますが、王宮エリア観光の帰り道に寄ってみたり、プラトゥーナムから少し足を延ばしてローカルな雰囲気を味わいに行ってみてはいかがでしょうか!