パタヤは、バンコクほどではありませんが、寿司を出す和食店は意外と多いです。
市場のなんちゃって寿司屋台、日本人向けの本格的な寿司屋、タイ人向けの寿司食堂などなど。
今回の記事で紹介する「sushi Masi」は、タイ人向けの寿司食堂です。
タイ人向けの寿司…これに悪いイメージを持っている人は多いでしょう。
個人的にタイ人向けの寿司はおよそ寿司とは呼べない不味い代物だと思っていて、筆者はタイで寿司を食べる時には日本人向けの和食店しか入りません。
ただ、「sushi Masi」に関しては、Facebookでやたらとタイ人からの評価が高かったため、「もしかしたら、そこらのタイ人向けの寿司とは一味違うのかも?」という期待を持って足を運んでみました。
日本・タイの間を取ったような寿司屋
sushi Masiは、価格・味共に、日本人向けの本格的寿司屋とタイ人向けの寿司の間を取ったような寿司屋です。
- 価格 / 1貫29〜59バーツ
- 丼物もあり(69〜119バーツ)
- メニュー表記はタイ語のみ(写真付き)
- 客層はほぼタイ人
タイでの寿司1貫(2個)の値段は、市場のなんちゃって屋台寿司だと5〜10バーツ程度。中級の日本人向け和食店なら、49〜100バーツくらいと言ったところ。
sushi Mshiは、特別安いとも高いとも言えないまあまあの値段です。
日本人でもイケる寿司ネタ
- サーモン炙り
- うなぎ
- マグロ
- エビ
- たまご
- カニカマ
- 海藻巻き
- とびっこ
など。他に写真を見ても何なのか想像つかないネタもありましたが、ざっと見て日本人でも食べられるネタが多いです。
100%タイ人向けの寿司屋台だと、「なんだこれ…?」というネタが殆ど。しかし、sushi Masiではそれなりに選ぶことができました。
ちょっと残念なのは、メニューの表記がタイ語オンリーという点くらい。
ただ、タイ語が分からなくても写真付きなので指差し注文でOK。
思ったよりイケる味。粘り気控え目で旨いシャリ
よく分からないネタを頼むのは怖いので、今回はハズレない定番ネタだけをチョイス。
タイ人向けの寿司と言えば、食欲をなくすほどの派手派手しい見た目が特徴的ですが、sushi Masiの寿司はご覧の通り至って普通。
日本人向けの寿司同様に一口サイズ。
さて、肝心の味はと言うと。
なかなかどうして、イケる味でした。
まず、上から目線で申し訳ないが、シャリに粘り気がなくあっさりとした食感だったのが合格点。
市場のなんちゃって寿司屋台のシャリは、ベタベタで本当に不味いですからね。
ネタの鮮度・切りつけと言った専門的なことに関して言えば、素人の筆者でも本格的な日本人寿司屋の方が旨いと感じるのは確か。
しかし、sushi Masiの寿司も決して悪くない。値段を考えれば十分に納得できる寿司。
酒のつまみにするには、丁度良い価格の食べ物です。
本当に、屋台の寿司以上、日本人向け寿司屋以下、まさに中間の寿司。
日本の寿司をタイ人感覚で消化して出来上がった寿司と言えるでしょう。
屋台のなんちゃって寿司ほどには尖っていないものの、躊躇なく食べられるレベルの「タイらしい寿司」を味わうのには最適な寿司屋でした。
ちなみに寿司以外のメニューだと、とびっこと海藻の和え物が結構おすすめ。
臭みがなく、プチプチした食感。コリっとした歯ごたえと若干の粘り気が特徴。健康にも良さそう。
sushi MasiのFacebookページにイイねすると無料で貰えます。
sushi Masiの場所と営業時間
以下はsushi Masiの場所を記した地図
場所はスクンビット通りからSukhumvit Pattaya Soi53にちょっと入ったところ。
パタヤカン(Central Pattaya Rd.)の近く。
注意しておきたいのは駐車場が無い点。バイクなら店前の路上に停められますが、車だと厳しいです。車の場合は近くのショッピングモール等に駐車するしかありません。
営業時間
月〜土 / 16:00〜23:59
日曜日は定休日。
パタヤで寿司を堪能
パタヤに寿司屋数多しと言えど、ここまで日本式とタイ式の間を取った寿司屋は珍しい。
程よくタイ人感覚に消化された寿司としては美味しいです。
ちょっと寿司をつまみたくなった時には是非。
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