6月1日、タイ国政府は満を持して、規制緩和の第3段の適用を開始しました。
パタヤでは上ツイート内容に加え、各ビーチの利用やラン島への観光も再開しました。
ビーチへの立ち入り禁止が開始されたのは5月9日、ラン島への観光禁止は3月26日から。
ラン島へは2ヶ月以上もの間、全旅行者の立ち入りが禁止とされていました。
そのラン島が満を持して観光を再開。
もう何度も行ったラン島ですが、それでも筆者は観光の再開と同時に必ずラン島へ足を運ぼうと決めていました。
なぜなら今のラン島は、以前のラン島と比べて良い意味で決定的に異なる点があるからです。
それは、今は外国人旅行者が一切いないこと。
これは正直楽しみ…。
なんせ以前までのラン島(特にタワエンビーチ)は、人によっては「中国からの団体客が押し寄せてうんざりした」という感想を持つほど本当に中国人で溢れかえっていたからです。
確かにタイミングによっては中国人の団体客だらけでごった返していました。
しかし、ラン島へ今行けるのはタイ人と在住の外国人だけ。
であれば、あの透き通った海を邪魔されることなく思い切り堪能できるはず…
というわけで、期待に胸を込めてラン島へ行ってきました。
感想から言うと、最高でした。あれだけ美しい海なのに、全く人がいなくてまるで秘境のような雰囲気。
現在タイに在住している人は行く価値ありですよ。
以下で「フェリー乗り場」「タワエンビーチ」の様子を詳しく記載します。
(様子がリアルに分かる動画もどうぞ⏬)
フェリー乗り場・時刻表は変わりなし
ラン島へ行くには、パタヤの歓楽街ウォーキングストリートを抜けた場所にある「バリハイ桟橋(Bali Hai Pier)」からラン島行きのフェリーに乗ります。
フェリー乗り場は以前と変わりなくバリハイ桟橋のAポイント。
乗り場において、以前と比べ変わったことと言えば、乗船前など各所で検温とアルコール消毒を実施していること。
また、コロナ感染対策の一環として5月17日より適用された出入店管理システム「タイ・チャナ(ThaiCha)」を乗船前に適用していることくらいです。
その他は以前と全く同じ。
フェリー乗船料金は一人30バーツ。また、ラン島まで20分程度で到着するスピードボート(ラン島まで200バーツ)も稼働中です。
フェリー出航時間の時刻表および到着場所についても、以下の通り、以前と変わりなく運行しています。
上時刻表の出典:ラン島への行き方。フェリーの時刻表・到着場所についても詳しく解説。|【結論】タイ一択。
ただ、6月現在は夕方の船を減便させている可能性もあり。なぜなら、現在ビーチは17:00をもって完全にクローズしているからです。
また、島内には営業を再開していない宿泊施設も多々存在します。そんな中、わざわざ夕方の船も出航させているとは考えづらいです。
そのため、行くのであれば午前中の早めの時間がベター。筆者は12:00の船に乗りました。
人の姿が消え秘境のようなラン島
団体客がいないからでしょうか、ラン島は以前よりも静けさを増していました。
ナーバーン埠頭周辺では、以前と同様にレンタルバイク店の営業やモーターサイ・ソンテウの稼働も再開しています。
さて、ラン島には『ラン島の人気マリンスポーツと各ビーチの特徴。パタヤから40分で行ける離島の観光。』で紹介しているように、合計7ヶ所のビーチが存在します。
各々のビーチは、規模や観光客数の程度に違いがあり、上リンク記事に記載しているように、人によって好みが分かれます。
今回、筆者が行ったのは、ラン島の中で最も規模が大きく、以前は観光客数やビーチ周辺の飲食店数もナンバーワンだった「タワエンビーチ」です。
タワエンビーチ
こんな時だからこそ、最も規模が大きいビーチを静かにのんびり満喫したいと思いました。
タワエンビーチは、ビーチチェアの数が多く、周辺の飲食店やマリンスポーツ、水着ショップも多くてとても整備されています。
上述したように以前は中国人観光客が多かったのですが、現在は下写真のとおり。
筆者が訪れたのは平日ということもあってか、全然人がいません。
それでいて、しばらく観光客が来ていなかったためか、水質は以前よりも綺麗になっています。
透明度が高くて砂質も良いビーチなんて、普通は人でごった返しているもの。それがこれだけ静かなんです。
雑音で消されがちだった波の音が、今はダイレクトに響きます。
完全に秘境です。
本当に来て良かった。以前の状態を知っているだけに得した気分。
ビーチ周辺のコンビニや一部飲食店はいまだ閉鎖中
ただし、筆者が訪れた6月1日はまだビーチ周辺の飲食店は殆ど閉店したままでした。
そのため、食事はナーバーン埠頭周辺まで戻って取りました。
また、6月1日時点ではマリンスポーツも行われていませんでした。
バナナボートに空気を入れていたり、ジェットスキーを調整しているスタッフの姿は見受けられたので、マリンスポーツの再開はもうじきでしょう。
また、タワエンビーチのスタッフによれば、明日明後日にはビーチ周辺の飲食店もオープンするとのこと。
順次、全ての営業を開始するでしょう。
ラン島は穴場!
多くの日本人が住むバンコクから、最も手軽に行ける水質の良いビーチと言えばラン島。
そのラン島への観光が再開されて、しかも人が少ないなんて、これは行って損はありません。
暇している人は足を運んでみてはいかがでしょうか。ラン島は自然豊かなので癒されますよ。