タイ・バンコク発の参加型ブログメディア

タイでブラックコーヒーを飲むまでの長い道のり

こんにちは、『バックパッカーの聖地』タイ・バンコクのカオサン通りにございます旅行代理店「サワディーアンコールツアー」の日本人セクションを担当させて頂いております丸山です。

ご存じの通り、タイは屋台天国。

パッタイ(タイ風焼きそば)や串焼きのような食事の屋台はもちろんの事、フルーツ屋台やシェイクジュース、アイスを売る屋台、そして今日のテーマであるコーヒーを売る屋台も、街中の至る所で営業をしています。

もちろんセブンイレブンのようなコンビニエンスストアにも缶コーヒーなどが売られているのですが、タイの缶コーヒーは、とにかく甘い!

「BLACK」と書かれたコーヒーでも甘い!

私たち日本人は 「ブラックコーヒー=砂糖もミルクも入れない」という認識がありますが、世界的にみると「ブラック=ミルクを入れない」と言う意味で、砂糖は入れてもブラックコーヒーと呼ぶ国の方が多いそうです。

今回ブラックコーヒーの話題をブログに書くにあたり、コンビニのコーヒーコーナー に「BLACK」 の写真を撮影しに行ったら、お目当ての「BLACK」は売っていなかったのですが、なにやらブラックっぽい新しい商品が・・

よく見ると、コーヒーとチキンエッセンスのコラボレーション!マジか!?

チキンエッセンスとは、ムエタイの選手が試合前に飲むような滋養強壮飲料です。やる事がすごいぞタイ笑!

しかも料金が25バーツ(約90円)。通常の缶コーヒーが15バーツ(約55円)ほどなので、倍近くもします。

これは、もしかしたら遂に甘くない缶コーヒーが発売されたのかもしれない!

とりあえず、成分表を見てみる。

全タイ語で読めない笑!
でも、ほとんどが0%って書いてあるから、きっと砂糖も0%に違いない!
うん!きっとそうだ!とりあえず飲んでみるしかない!

飲んでみた!

甘っ笑!
そしてチキンエッセンスの味が微妙 笑!

仕方がないので、口直しに近所のコーヒー屋台へ。

ここなら砂糖なしのブラックコーヒーを作ってくれるのですが・・ここまで辿り着くには決して平たんな道ではありませんでした・・(遠くを見つめる)

基本的に、タイ人の方は「砂糖なしで注文する」という概念が無いらしく、「ブラックコーヒー、ミルクも砂糖も入れなくていいよ」・・と注文して、お店の人も「あいよ~!」って言っているのにも関わらず、余裕で砂糖を入れようとします笑

通常、何も言わなければガムシロップを「これでもか!」というほど投入するので、「入れないで」と言っても、多分「通常より少しだけ砂糖を減らして」と勝手に解釈してしまうのでしょう笑

「いやいや本当に!砂糖は入れなくていい!」と言っても、「またまた~」とか言いながら入れようとします!

「いやマジで!小さじ一杯も、1ミリも入れなくていい!」ぐらいの事を言って、ようやく何も入れずに作ってくれますが、「こいつはこんなものを飲んで何が楽しいんだ?」・・と、ものすごく怪訝な顔をされます笑

今は毎日通っているこのお店も、今でこそ僕が行ったら何も言わずに砂糖なしのブラックコーヒーを作ってくれますが、それまでに何回 苦汁を舐めたことか・・いや逆か、、何回 甘いコーヒーを飲まされたことか笑!

無糖にしたい方は「マイ・サイ・ナムターン(砂糖を入れないで)」、もしくは「マイ・アオ・ワーン(甘くしないで)」と念を入れて注文するようにしましょう笑

タイ語の発音に自信が無ければ、ひたすら「ノーシュガー!」を連呼するしかないっ笑!

余談ですが、この屋台はペットボトル飲料や栄養ドリンクも販売しているのですが、ディスプレイが斬新です笑!