チェンマイは、タイの有名観光都市の中でも比較的ミャンマーに近いことから、街中には多くのビルマ料理店が存在します。
今回、筆者は「激安かつ美味い」ビルマ料理食堂をチェンマイ市街のニマンヘミン通りにて発見したので紹介します。
紹介する食堂の名前は「Nong Bee’s Burmese Restaurant and Library」
↓場所を記したGoogleMap
「発見した」と言っても、GoogleMapやトリップアドバイザーを眺めていたら、この食堂だけ取り分けて評価が高かったので気になって入ってみただけなんですが。
これが足を運んでみて大正解。
なんと1品30バーツ前後。そして料理の味が良い。
「目ん玉が飛び出るほど美味い!」と言っても過言ではない料理を提供しています。
(特に、後述するタマリンドサラダがとにかく美味しい)
少なくとも、そこらの観光客向けレストランと比べて遜色ないです。
「こりゃレビュー評価も良いわけだ」と納得のいく食堂でした。
「安くて美味い」は正義。北タイ料理およびビルマ料理に興味がある人なら足を運ぶ価値ありです。
目次
Nong Bee’s Burmese Restaurant and Library

店構えは、見るからにローカルな安っぽい雰囲気。
しかし、旅行者にしてみれば装飾たっぷりの観光客ウェルカム店よりも、こうした質素で地元民が集いそうな店の方がそそられるもの。

店内はエアコン無し扇風機のみ。いいねいいね。
客はチェンマイ長期滞在者と思われる日本人2人組のグループと白人が1人だけ。
「知る人ぞ知る名店」的な雰囲気。
メニューは写真無し

さっそくメニューを拝見するも、なんと写真は殆ど無し。
一応、英語表記はあるものの、困ったことに筆者はビルマ料理を全く知りません。
「Mustard green leaves soup」…「Young mangoes salad」…
うーん、どんな料理なのか皆目見当がつかない。
さらに付け加えると、メニューに料金の表記もないんですよね。
まあ、事前に「激安」という情報を知っての上での来店ですから、そこは別にいいんだけど。
「タマリンドサラダ(Tamarind salad)」を絶対に食べて欲しい
今回筆者が注文した料理は2品。
まず1品目は「ゲーンハンレー」というカレー。北タイ料理として知られていますが、ゲーンハンレーの起源はミャンマー。
参考 北タイの代表的カレー『ゲーンハンレー』は初めてなのにどこか懐かしい味街かどタイ料理!-トムヤムBlog-筆者が知る唯一のミャンマー料理。これならハズレない。
そして、もう1品は未知の料理に挑戦してみたいと思い、適当に頼んだ「タマリンドサラダ」

このタマリンドサラダが、まあ美味いことこの上なし。
皆さん、タマリンドってご存知ですか?筆者は「名前なら聞いたことある」程度でした(実は色んなタイ料理で調味料として使われているのですが)。
Wikipediaによれば主にインドや東南アジアで栽培されるフルーツなんだと。
一般的には果実を食用としていて、加工食品や酸味料として使われることが多い。
ただ、筆者が注文したタマリンドサラダに用いられているのは、タマリンドの葉。
タマリンドの葉にナンプラー・油・ニンニクなどの調味料、それからトマトや玉ねぎを加え、和え物みたいな感じで調理しています。
シャキシャキとした食感、見た目とは裏腹に酸っぱさは控えめ。
これはエスニック料理が苦手な人でも間違いなく気にいる味。
弾力もあり、ムシャムシャと食べられます。
何でしょう、とんかつ屋で出される「ふわふわキャベツ」みたいな…食べ始めると止まらない。
で、後々になって分かったことなのですが、どうやらこの食堂のタマリンドサラダは、日本人含め外国人からの評価が物凄く高い。
トリップアドバイザーの英語圏のレビューを見ても、「fantastic」やら「delicious」やら褒め言葉のオンパレード。
実はこの店、タマリンドサラダの名店だったというわけです。
確かに、筆者も久々に飯で感動を覚えたほど。
こんなローカルな食堂でこれほど美味しい料理が提供されているというギャップもたまりません。
チェンマイに来たならば、間違いなく食べてみる価値ありです!
ちなみに、ゲーンハンレーは普通。料金を考えると満足できますが、めちゃくちゃく美味いというレベルでもなし。
やはりこの店はタマリンドサラダが売り。
会計が110バーツという驚きの安さ
今回、筆者が注文した料理は以下の4品。
- タマリンドサラダ
- ゲーンハンレー
- ライス
- コーラ
メニューに各料理の料金が記載されていなかったため、1品1品の明確な料金は不明ですが、4品で110バーツは安いと言う他ないでしょう。
コーラが20バーツ程度と考えれば、1品30バーツ程度。
ローカル価格でありながら、外国人も唸る味。
旅好きとしては、こういった店を見つけた時が最も気力が充実します。奮えます。
「安くて美味い」は正義。
大満足のディナーとなりました。
Nong Bee’s Burmese Restaurant and Libraryの営業時間
営業時間は、毎日10:00〜21:00。
Nong Bee’s Burmese Restaurant and Libraryが位置しているニマンヘミン通りは、雑貨店や洒落たコーヒーショップ等が連なる買い物スポット。
チェンマイの代官山と呼ばれる観光エリアです。
街歩き中、小腹が減ったら是非タマリンドサラダを食べに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
>>>ニマンヘミン通りはチェンマイでおすすめの街歩きスポット。雰囲気の良いカフェやホテルを紹介するよ。
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>>>次に流行るのは「ミャンマーカレー!」・・と言い続けて早3年(笑)