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タイ旅行で日本人がやりがちな5つのこと【実は危険な行動です!】

タイは、初心者から上級者まで楽しめる国として、いつも人気の旅行先で上位にランクインしています。

しかし、初心者が旅しやすい国と言っても、ここは“外国”です。
現実として、最低限の注意や危機感のない人は痛い目に遭っています。

今回は、特に旅行シーズンの時に見かける危ない行動をまとめました。

タイ旅行で日本人がやりがちな危ない行動

その① お尻のポケットに財布を入れる

主に男性ですが、お尻のポケットに財布を入れて歩く人がとにかく多い!
スリ犯から見たら、まさに”鴨がネギを背負っている”状態です。

人混みはもちろん危険ですし、夜の繁華街では、いきなり抱きついてきて相手が驚いている隙に財布を盗るという手口の「抱きつきスリ」も出没します。

財布は必ずカバンの中にしまいましょう。
また、万が一に備え、複数の財布を使い分けるという対策もおすすめです。

その② カメラやスマホを渡して撮影依頼

綺麗な景色や楽しい雰囲気をカメラに収めたい気持ちはとても分かります。
しかし、渡すカメラやスマホは現地の人にどう見えるでしょうか?

タイでもスマホは普及していますが、人によってはまだまだ決して安いものではありません。持ち逃げされる可能性は十分考えられます。
また、日本人を狙ったiPhone強盗のニュースも報道されています。

自撮り棒を使用する、自分たちと同じ旅行者にお願いするなど、盗難被害に遭わないよう注意しましょう。
間違っても、「写真撮ってあげるから貸して」と声をかけてくる者には渡さないように!

その③ 屋台料理で飾り用の野菜も食べる

タイといえば屋台!美味しい屋台飯にビールを合わせながら過ごす時間は最高ですよね。
屋台の衛生面に関しては、様々なところで書かれているので、今回は個人的な補足を入れます。

タイに限らず、東南アジアの屋台でよく見かけるのが、上の写真にあるようなギザギザに加工された付け合わせのキュウリ。
型があるのか、手作業なのか分かりませんが、どちらにせよ人の手で何度も触れられています。
そして、気温30℃オーバーの中で何時間も放置されているケースも多いです。

日本人旅行者を見ていると、普通に食べている方も多いのですが、食中毒の危険性がグッと高まるので、付け合わせの野菜は残しましょう。
使い回しているお店もゼロではないので、尚更食べるべきではないと思います。

その④ 何でもかんでも値切りたがる

ビギナーの方で多いのが、「東南アジア=ぼったくり」という行き過ぎた考え方です。
テレビなどの影響も多分にあると思いますが、きちんと調べないと現地の人と揉めてしまいます。

確かに、言い値は存在します。値札を付けずに吹っ掛けてくるケースはあります。
ただ、そのような悪徳商人の方が圧倒的に少ないというのが事実です!
また、観光地のお土産や食べ物が割高なのは日本も一緒ですよね。

旅行業に従事している方からの受け売りですが、「最近の日本人は、正規の料金ですら値切ろうとするから昔ほど歓迎されていない」という本音も聞いたことがあります。

危機意識が高いのは悪いことではありませんが、交渉すべき場面かどうか、きちんと見極める必要があります。

その⑤ 知らない人から勧められたものを飲食する

これは絶対にやってはいけません!取り返しのつかないことになる恐れがあります!
簡単に説明すると、初対面の人から飲み物などを勧められ、何も考えずに飲食する行為です。

よくあるのが、「おれの奢りだ!」「おれたちは友達だな!」と言ったセリフで勧めてくるケースです。

何が悪いの?と疑問に思う方もいるかもしれません。

理由は一つ。これこそが睡眠薬強盗の常套手段だからです。
ドリンクなどの中に睡眠薬を入れておき、昏睡状態にさせてから金目のものを全て奪うという恐ろしい手口。

タイ・バンコクでは、カオサン通りで日本人が被害に遭った事例があります。
別の国ですが、私の友人も被害に遭ったことがあります。

対策としては、まず第一に知らない人から勧められても飲食しないこと。
あとは、自分のグラスから目を離さないことです。

まとめ

海外旅行の注意点を挙げだしたらキリがなくなりますが、とにかく自分の身は自分で守ることが鉄則です。

タイは治安の良い国です。東南アジアの中でも抜群に旅行しやすい国だと思います。
その分、どうしても危機意識が低くなりがちなので、注意喚起で今回書きました。

せっかくの旅行を台無しにしないためにも、最低限の知識をもって行動し、楽しいタイ旅行にしてください!