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タイ・バンコクの次なる日本人エリア!?プラカノン駅周辺がどんどん住みやすくなっています!

数多くの日系企業が進出しているタイでは、在留邦人数が年々増え続けています。

外務省の発表する統計データでは、7万2,754人(2017年)とされていますが、在留届の未提出者を考慮すると、タイには約10万人の日本人が暮らしていると言われています。そして、その大半が首都バンコクに住んでいます。

中でも、”アソーク~エカマイ”までのエリアが日本人居住区になっており、このエリアに何万人もの日本人が密集しています。

このエリアは、各家庭や個人、それぞれ違いはありますが、主に生活環境が充実しているという点で日本人に支持されています。

しかし、近年のタイの再開発に伴い、そんな「日本人エリア」が徐々に拡大しています。

今回ご紹介するプラカノンも、今後間違いなく居住する日本人が増えていくエリアの一つです。

プラカノンは交通や立地条件が良い

ひと口にプラカノンと言っても、範囲は結構広く、奥まで進んだディープなエリアも含まれます。

しかし、バンコク在住の日本人は、主にBTSプラカノン駅周辺からスクンビット・ソイ71のことを「プラカノン」と呼んでいるので、その認識を前提として進めていきます。

詳細な場所に関しては、下の地図からご参照ください。

電車(BTS)であっという間に都市部

BTSという高架鉄道に乗って2分ほど、日本人エリアでもあるエカマイは隣駅です。
また、同じく日本人に人気のプロンポンやアソークまでも10分ほどで到着するので、都市部へのアクセスは抜群です。
むしろ、プロンポンやトンローの奥の方に住むよりも移動が便利な場合もあります。

ラマ4の起点、高速道路にも近いので車移動も便利

プラカノン駅前には、バンコクの主要幹線道路であるラマ4世通りの起点があるので、シーロム方面に行くときなど非常に便利です。

また、高速道路にも近いので、工業団地への通勤にも便利です。
現在でも、通勤の利便性を重視して、単身赴任の駐在員の方々がプラカノンに多く住んでいます。

プラカノン駅周辺には日本料理店が充実

プラカノンには、個性的で魅力ある日本料理店が多数出店しています。
これが日本人向けのエリアに近づいてきている最大の理由です。

既に記事にしてあるお店もあるので、ジャンルごとにいくつかご紹介します。

居酒屋

居酒屋555

バンコク・プラカノン駅前にある日本料理の居酒屋555

プラカノン駅から徒歩0分、複合商業施設「サマーヒル」の1階に店を構える横丁風の居酒屋。
炉端や串焼き、鉄板料理など、 リーズナブルな価格で多彩なメニューが楽しめます。

ぼっけぇ

バンコク・プラカノン駅前にある居酒屋ぼっけぇ

プラカノン駅から徒歩5分、バンコクでは珍しい岡山料理が楽しめる居酒屋。
1階のカウンター席は、おひとり様でも入りやすい雰囲気です。

その他に、バンコクで8店舗を展開する「なぎ屋」、鶏料理の美味しい「アビーズキッチン」、癒しの空間として人気の「小料理屋て」など、お酒とご飯が楽しめるお店が充実しています。

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レストラン

サムライダイナー

ブラウン管テレビやレコード、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気が味わえる下町の洋食屋。
昔懐かしい日本の洋食を堪能できる貴重なお店です。

しゃぶしゃぶ&すき焼き三休

バンコク在住者にはお馴染みの「焼肉三休」の系列店であり、こちらはしゃぶしゃぶとすき焼きのお店です。
また、上の階には同じく三休グループのステーキ専門店があり、こちらも大人気です。

その他に、こだわりのオーガニック野菜を使う「マイフード」、しゃぶしゃぶビュッフェがタイ人に人気の「秋吉」など。

食堂

うま食堂

バンコク・プラカノンに多店舗展開するうま食堂

プラカノンエリアだけで4店舗を出店している、日本の大衆食堂。
単身の男性を中心に、バンコク在住の日本人から長年愛されているお店です。

沖縄食堂 金城

各種チャンプルー料理やソーキそばなど、 沖縄の家庭料理が楽しめる人気の食堂。

ラーメン

フジヤマ55

バンコクで多店舗展開するフジヤマ55のプラカノン店

タイにつけ麵を持ち込んだパイオニア、タイ国内で8店舗を展開する人気ラーメン店です。

その他

日本料理ではありませんが、大人気のジェラート専門店「凛太郎 」や外資系カフェも充実しています。

また、プラカノン通り(スクンビット・ソイ71)に出れば多くのタイ料理店があり、数多くのブログで取り上げられている新鮮なレバ刺しを提供するイサーン(タイの東北部)料理の屋台もあります。

プラカノンエリアは生活利便性も高い

普段の買い物

普段の買い物には、イオン系列のスーパー「マックスバリュー」やお得な業務用スーパー「マクロ」が便利です。

また、プラカノン駅前のレストラン「マイフード」では、オーガニックの新鮮な野菜が直売されていて、日本人の奥様に大人気です。

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リサイクルショップ

プラカノン駅前には、バンコク市内に3店舗を展開する日本の大手セカンドショップ「トレジャーファクトリー」、他にも「まさる」、「トーキョージョー」があるので、上手く活用すると生活がより便利になります。

美容・健康

バンコクにあるプラカノンスポーツクラブ

観光客の少ないエリアなので、タイマッサージの相場が若干下がります。

また、プラカノン通り(スクンビット・ソイ71)には「71スポーツクラブ」というスポーツクラブがあり、テニスやバドミントンなどを安くプレイできます。

駅前のフィットネスジム「フィットネス24セブン」では、EMSスーツを使ったトレーニングも体験可能です。

郵便局

国内外への郵送はもちろん、日本からの荷物に関税が掛かってしまった場合、スクンビット界隈では支払い及び荷物の受け取りをプラカノン郵便局でおこないます。

プラカノンエリアは物件のコスパが良い

バンコク・プラカノンのコンドミニアム「リズム」

プラカノンは、都心部に程近いという好立地にも関わらず、日本人居住区に比べると3割ほど家賃相場が下がります。

また、バンコクの中では比較的新興エリアに属するので、日本人向けには築浅物件が目立っていることも特徴の一つです。

まとめ

以前は、日本人学校の送迎バスのエリアを外れていたので、小さいお子様連れの駐在員家庭は避ける傾向にありました。

しかし、3年ほど前からプラカノンでも送迎が始まり、今では日本人居住率がほぼ100%の物件も存在します。

プロンポンやトンローといった日本人エリアに比べると、日本人駐在員向けの物件数が少ないこともあり、なかなか一番手に上がりづらいエリアではありますが、住環境が整ってきたことで徐々に見直されてきています。

お部屋探しの際など、プラカノンという地域を覚えておくと、選択の幅が広がるので、タイに赴任予定の方や移住を計画している方は、ぜひ参考にしてください。