海外旅行前には、現地の気候が気になりますよね。
気候次第で持ち物が大きく変わりますし、季節によっては対策が必要になるかもしれません。
今回は、タイの気候や季節、いつ頃がタイ旅行のベストシーズンなのかを解説していきます。
旅程を組む際や渡航前のご参考にどうぞ!
目次
タイ・バンコクの気候
タイは、熱帯モンスーン気候に属しています。
年間平均気温29℃、平均湿度73%(2014年のデータ)と高温多湿で年中蒸し暑い、まさに「常夏の国」です。
北の山岳地帯と南のマレーシア側では、気候に多少の違いがあるものの、北海道と沖縄のような大きな差はありません。
タイ・バンコクの季節(暑季・雨季・乾季)
日本に四季があるように、タイは3つの季節に分かれています。
タイ・バンコクの暑季(3月~5月)
タイの3月~5月は、年間通して最も暑い季節です。
特に、4月から日本のGWくらいまでは連日の猛暑日、40℃オーバーも珍しくありません。
雨季が近づくにつれて、少しずつ雨の日が増えていきますが、基本的にはカラッとした天気が続く季節です。
4月半ばには、タイで一番のお祭り「ソンクラーン祭り(水かけ祭り)」が開催されます。
タイ・バンコクの雨季(6月~10月)
6月~10月は、雨の日が非常に多い季節です。
ただ、日本の梅雨時期とは違い、一日中降るケースはほぼありません。
雨季の降り方は、スコールが1~2時間ほど降り、ピタッと止みます。
気温は暑季から少し下がり、33~35℃くらいです。
雨の後は、ほんの気持ち涼しくなります。
タイ・バンコクの乾季(11月~2月)
11月~2月は、ほとんど雨の降らない季節です。
特に、11月半ばからの2カ月間は、タイで最も気候の良い時期なので、「毎日晴れ」と言っても過言ではありません。
日中の気温は変わらず30℃を超えますが、夜は20℃近くまで気温が下がります。タイで最も寒暖差のある時期ですね。
また、乾季は大気汚染が深刻化する季節です。敏感な方や気になる方は、旅行でも対策が必要です。
タイ・バンコクの天気予報は当たる?
日本では、朝刊やニュースの天気予報を見て、服装や傘の要否を考えますよね。
旅行の場合、週間予報もしっかり確認すると思います。
タイも天気予報は発表されていますが、正直あまり当てになりません。
例えば、雨季になると毎日傘マークです。ただし、雨の降り方はスコールなので、圧倒的に晴れや曇りの時間帯の方が長くなります。
逆に、お日様マークが付いていても、タイは天気がコロコロ変わるので、予報を信じていると土砂降りに見舞われることもあります。
乾季は比較的安定していますが、常に”雨は降るもの”だと思って行動することが大切です。
タイ・バンコク旅行のベストシーズンは?
雨が少なく、気候が安定している「乾季」がベストシーズンです!
乾季の中でも、11月後半~1月前半が最も過ごしやすいので、特におすすめの時期です。
年末年始などの特別な期間を除けば、LCCのスーパーセールに巡り合う可能性も高いので、お得にタイ旅行できるシーズンでもあります。
>>【毎日更新】Web限定のお得なタイ・バンコクツアー【HIS】乾季には、北タイで一番のお祭り、チェンマイのコムローイ祭りが開催されます。
無数のランタンが夜空に舞う幻想的な光景は、まさに絶景のひと言。
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルとも言われています。
まとめ
どの季節も日本の気候とは異なるので、最後に少し注意点をご紹介します。
最初にお伝えしましたが、タイは年平均30℃の国なので、どのシーズンでも熱中症に注意が必要です。(※特に暑季は要注意!)
雨季の観光は、外出時の折りたたみ傘は必須で、靴もサンダルや乾きやすいものがおすすめです。
乾季は、大気汚染対策としてマスクをする、または渡航は避けるという選択肢もあります。
旅行中の服装に関しては、別記事にまとめてあるので、下記の関連記事をご覧ください。
タイ独特な気候や季節を把握し、旅行の持ち物を決める際の参考にしてください。