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初めての海外旅行先としてタイ・バンコクをおすすめする7つの理由

海外旅行に興味はあるけど、どこの国や街が初心者向けなのか分からない、という方も多いと思います。

言葉の違いや安全面など、何かと不安の多い海外デビューは、日本人に人気の高い旅行先を選ぶことが大切です。

中でも、ビギナーから上級者まで楽しめるバンコクは、初めての海外旅行先としておすすめしたい街の一つ。今回は、その理由を解説していきます。

LCC利用で航空券代の節約が可能

タイ・バンコクを飛び立つ格安航空(LCC)

「海外旅行=お金がかかる」は昔の話。
LCC(格安航空会社)の日本発着便を利用することで、旅費の大部分を占める航空券代を安く抑えることができます。

現在、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港の計6つの空港で、日本-タイ間のLCC路線が就航しています。

シーズンにもよりますが、往復3万円以下のチケットも簡単に手に入るので、今や国内旅行よりも交通費が安くなるケースも珍しくありません。

LCCに関しては、下記の関連記事もご覧ください。

観光コスパが高く、様々な旅のスタイルを選択できる

新旧入り混じるバンコクは、どのカテゴリーも選択肢の幅が広く、各々のスタイルに合わせた旅行が可能です。

宿泊費

バンコクは、バックパッカー向けのゲストハウスから世界的な高級ホテルまで、様々な宿泊施設が乱立しています。

ゲストハウスなら300バーツ(約1,000円)ほどから宿泊でき、ドミトリー(相部屋)に抵抗がなければ、最安100バーツ(約350円)で泊まれる宿もあります。

何よりも、1部屋2万円強で5つ星ホテルに宿泊できるコスパの高さがバンコクの大きな魅力です。

食費

市内の屋台や食堂、フードコートなどは、100バーツ(約350円)あればお腹いっぱいになり、一般的なレストランも500バーツ(約1,800円)ほどで大満足です。

また、「アジアのベストレストラン」に名を連ねる名店や、「ミシュランガイド」掲載店など、ワンランク上のお店も充実しています。

交通費

タイ・バンコク市内を走るカラフルなタクシー

電車賃は日本の約半分、タクシー料金は初乗り35バーツ(約120円)と激安です。
交渉制のトゥクトゥクは、少し注意が必要ですが、現地での移動は非常に安く済みます。

東南アジアの中では比較的治安が良い

タイ・バンコクの公園と高層ビル群

タイは、東南アジアの中では比較的治安の良い国と言われています。

真夜中のひとり歩き、貴重品や荷物から目を離す、知らない外国人についていくなど、明らかに危険なことをやらない限り、基本的にバンコクは安全に旅行できる街です。

異文化にどっぷり浸かることができる

バンコク・ワットポーの涅槃仏

タイは、仏教と普段の暮らしが密接に関わっている国。
街中にある祠にお供えをし、手を合わせることが習慣になっています。

仏教色の強い観光名所も多く、涅槃仏で有名なワット・ポーを始め、バンコクにある格式高い寺院の数々は見応え抜群です。

また、近代的なビル群の中に東南アジアらしい屋台や露店があるなど、新旧入り混じった風景にたくさん出会います。

目に入る全てが新鮮で刺激的、日本では味わえない不思議な感覚を得られます。

日本人の口に合う料理が多い ※困った時の日本食も沢山

タイ・バンコクの屋台で食べるパッタイ

激辛で香草をよく使うイメージがあり、苦手意識を持っている方も多いタイ料理ですが、日本人好みの料理もたくさんあります。

写真のタイ風焼きそば「パッタイ」や定番料理の「カオマンガイ」、あの小泉元首相も愛した「プーパッポンカリー」など、初めてでも美味しく食べられる料理ばかりです。

また、“人種のるつぼ”であるバンコクは、世界各国の料理店が集まる都市なので、もしタイ料理が口に合わなかったとしても、食で困ることはありません。
日本食店も街中に溢れています。

個性的なショッピングスポットが多い

ナイトマーケット

SNSから火が点いたインスタ映えマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー」、アジア最大級のナイトマーケット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」など、個性溢れるマーケットでショッピングを楽しめます。

ショッピングモール

タイ・バンコクのセントラルワールドの外観

また、冷房の効いた店内でゆっくり買い物したい方には、都心部のショッピングモールが便利です。

基本的に、大型商業施設はBTS(高架鉄道)沿線にあるので、アクセスも良く、お土産選びで困ることはありません。
むしろ、ショッピングスポットの選択肢が多すぎて迷うほどです。

コミュニケーションのハードルが低い

海外旅行における最大の不安は、ズバリ言葉の壁という方も多いと思います。

タイの母国語は言うまでもなく「タイ語」ですが、観光の範囲で関わるタイ人は、外国人対応に慣れている方ばかりなので、簡単な英語でコミュニケーションが取れます。
英語が苦手な方は、ペラペラな英語で来られるより片言の方が聞き取りやすいと思いますし、向こうもネイティブではないので、こちらも片言である方が汲み取ってくれやすいケースが多々あります。

さらにバンコクには、日本語案内やメニューも非常に多く、日本語が少し理解できるタイ人も少なくありません。

ほんの少しの英語と日本語で何とかなる希少な環境は、まさに初めての海外旅行にぴったりです。

まとめ

①LCCの就航路線が充実しているので、格安チケットが手に入りやすい。
②低予算からプレミアムな旅まで、街の懐が深い。
③最低限を守るだけで安全な旅行ができる。
④日本には無い“カオス”を肌で感じられる。
⑤食の選択肢が多い。
⑥アジアらしいマーケットや高級モールなど、ショッピングスポットが充実している。
⑦日本人慣れしているタイ人が多い。

日本人は、海外旅行を何かと難しく捉えがちですが、そんなに難易度の高いことではありません。

特にバンコクは、海外旅行の一歩目に適した街なので、ぜひ楽しい思い出をたくさん作ってください!